グルジア・トビリシ(Tbilisi)の国会前で、報道カメラマン3人が露スパイ容疑で拘束・訴追されたことに抗議する参加者(2011年7月12日撮影)。(c)AFP/VANO SHLAMOV 【7月14日 AFP】グルジアで前週、ミヘイル・サーカシビリ(Mikheil Saakashvili)大統領の専属カメラマンを含む報道カメラマン3人が、ロシアに機密情報を渡したスパイ容疑で拘束・起訴された。同国メディア業界には動揺が広がり、欧米外交筋も懸念を表明するなか、ヴァノ・メラビシュビリ(Vano Merabishvili)内相は13日、3人と露情報機関とのつながりを示す証拠があると述べ、当局の対応の正当性を主張した。 報道カメラマン3人には、親欧州派のサーカシビリ大統領に関する機密情報を収集し、露情報当局に渡した疑いが持たれている。 メラビシュビリ内相は、3人のうちスパイ活動の中心人物とされる写真