【ヨハネスブルク服部正法】国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(本部・ニューヨーク)は3日、アフリカ中部コンゴ民主共和国の東部で政府軍と交戦を続けている武装組織リーダーで国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているヌタガンダ将軍に対し、隣国ルワンダ軍の当局者が武器や新兵などを提供し、支援していることが判明したとの内容の報告書を公表した。ルワンダは否定しているが、今後議論を呼びそうだ。 報告書によると、ルワンダ軍当局者が将軍側にカラシニコフ自動小銃や機関銃、高射砲などを提供。200〜300人の新兵徴集も行った。将軍らのルワンダ入国を度々許可したとも指摘。同団体のウーデンバーグ上級調査員は「戦争犯罪容疑者を支援し、かくまってきたルワンダ軍当局者の役割は看過できない」と批判している。 ルワンダでは94年、軍を主導したフツ人がツチ人を殺害した「ルワンダ大虐殺」が発生。現在はツチ人が政府
イスラエルはアフリカ諸国からの不法移民が押し寄せる移民大国。貧困国からの経済難民や母国での政治的抑圧を逃れてきた亡命者など、およそ6万人ものアフリカ系移民が暮らしている。 だが、彼らの存在はイスラエル社会にとって頭痛のタネ。犯罪の増加や社会の不安定化の元凶だとして、アフリカ系移民に対する市民の反感は爆発寸前に高まっている。 亡命希望者は砂漠の真ん中に収容 ベンジャミン・ネタニヤフ首相は6月3日、エチオピアやガーナ、コートジボアール、南スーダンなどから来た不法移民2万5000人を迅速に国外追放するよう指示。さらにエリトリア、ソマリア、スーダンからの亡命希望者の収容施設を砂漠の真ん中に建設するよう命じた。ネタニヤフは「(国外)に送還できる人は全員、できるだけ早くそうすべきだ」と閣僚らに語ったと伝えられる。 英BBCは、不法移民を射殺すべきだと訴える年配のイスラエル人男性や、アフリカ系移民による
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