佐々木りおさん=日本招致委提供 サッカーW杯2022年大会招致をめざす日本が、最終プレゼンテーションの舞台に8歳の女の子を送り出す。日韓W杯の02年に生まれた佐々木りおさんだ。 12月1日のプレゼンは国際サッカー連盟理事に各候補が計画を説明する。28日には、現地スイス・チューリヒの会議場に本番そっくりの舞台装置をつくって非公開のリハーサルが行われた。舞台の前には理事役のスタッフたちが座った。りおさんは「おじいちゃん一人ひとりの目を集中して見て、せりふも集中して言わないといけない」。慣れない英語も暗記。テレビ、映画で子役として活躍し、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」にも出演したりおさんだが、普段とは違う緊張感という。 02年生まれには二重の意味がある。一つはW杯を望む新しい世代の象徴。もう一つは、開催時には20歳になるということ。今は小さい子どもがすっかり大人になる――。20年の開催間隔は