菅首相ぼやいた 指揮系統めぐり「一生懸命やっているけど…」 菅直人首相は27日、山口二郎北大教授らと官邸で約40分間会談した。関係者によると、首相は東日本大震災の被災者支援や東京電力福島第1原発事故をめぐる政府の指揮系統に関し「自分としては一生懸命やっているけれど、外から見ると複数あるように見えるのかな」と漏らしたという。 政府対応をめぐっては、福島第1原発への放水などに関し、自衛隊や消防との指揮系統の混乱が指摘されていた。 首相は、山口氏らと民主党政権が進める政治主導システムの確立や、震災復興に関する中長期ビジョンについて意見交換した。