30日午後8時50分ごろ、札幌市中央区南6東1の雑居ビル3階の飲食店「PROVO」でハロウィーンパーティーを開いていたところ、参加していた40代の女性の衣装に、会場に設置していたろうそくの火が燃え移り、全身やけどを負い、病院に搬送された。消火に当たった30代の女性も煙を吸うなどして軽傷を負った。 北海道警札幌中央署などによると、この日はハロウィーンに合わせ、午後から若者ら約150人がゾンビに仮装して同区の大通公園を練り歩く「ゾンビウオーク」があり、パーティーはその一環として「ゾンビナイト」と名付けて開催。仮装コンテストなどが行われていた。 ろうそくは出入り口付近にあり、客が消火器や水で火を消そうとした。しかし、女性の衣装が燃えやすい素材でできていたため、なかなか消えなかったという。【小川祐希】