前回記事でなるべく小さくインストールしたDebianには、GDMなどのディスプレイマネージャをインストールしなかった。その状態でDebianを起動するとコンソール画面になる。そこでまずユーザ名でログインしてから、「startx」というコマンドでデスクトップ環境に入ることになる。 既定のデスクトップ環境は、次のコマンドで設定しておく。「sudo」が使えない場合は、rootになってから「sudo」をつけずに実行する。 $ sudo update-alternatives --config x-session-manager その起動の手順を省略して、デスクトップ環境を自動起動することにした。Debian User Forumsに紹介されていたDebian(lenny)向けのやり方でうまくいった。 1 自動ログインの設定 /etc/inittab というファイルを編集する。以下はvimで編集する