夏休みの間、Arduinoはいったん脇に置いて、流行のWiFiマイコン「ESP8266」を使ってみることにします。 ESP8266は、WiFiとCPUをワンチップに統合したもので、フラッシュメモリと組み合わせたシステムインパッケージの形で出回っています。 登場したのは昨年の秋ごろで、安価で柔軟性があることから一気に注目を集めました。 TCP/IPとWiFi機能をシリアルポートから利用できるモジュール(WiFiモデム)は以前からありましたが(たとえばWIZnetやLANTRONIXの製品)、ESP8266を使ったモジュールは5ドル程度と従来の数分の1の価格です。 しかもファームウェアを自作するためのSDKが公開されており、チップのI/Oから直接センサやデバイスを制御することも可能です。 つまり非常に安価な、WiFi機能つき高性能マイコンとして使えるわけで、ホビイストから見れば実に素敵なオモチ