下村容疑者 父親に住所伝えず 大阪市西区のマンションで幼児2人の遺体が見つかった事件で、大阪府警に死体遺棄容疑で逮捕された母親の下村早苗容疑者(23)が、昨年5月の離婚後、三重県四日市市に住む父親(49)に、大阪に住んでいることを伝えていなかったことが31日、父親への取材でわかった。府警によると、子育てに嫌気がさしていた下村容疑者が、子供を親類などに預けようとした形跡はないといい、微妙な家族関係が事件の背景になった可能性があるとみている。 産経新聞の電話取材に答えた父親によると、下村容疑者は3人姉妹の長女。四日市市内の小中学校を卒業後、親元を離れて東京都内の専修学校に進学した。父親は県立高校の教員でラグビー部の監督を務め、何度も全国大会への出場経験を持っており、下村容疑者自身も、専修学校でラグビー部のマネジャーを務めたこともあった。 下村容疑者について、父親は「育児や家事を積極的にこ