宗男氏、実名バラす…「自民に波及せず」の政府高官 漆間巌氏(クリックで拡大) 西松建設による違法献金事件で、東京地検の捜査が自民党議員には拡大しないとの見通しを示した政府高官は6日夜、自らの発言について、「自分は検察情報を知る立場にはない。一般論として検察はよくやったということを言った」などと釈明した。 この政府高官、オフレコ取材の取り決めで実名は明かされていなかったが、新党大地の鈴木宗男代表は同日夜のBS放送の番組で「漆間巌官房副長官が『自民党に発展しない』と言うのはおかしい」と実名批判。 民主党も週明け9日の参院予算委員会に政府参考人として漆間氏の出席を求め、直接追及する構えを見せる。政府は応じない方針という。 漆間氏は警察庁長官を経て、昨年9月の麻生太郎内閣発足に伴い、官僚機構を統括する官房副長官(事務担当)に就任した。
西松建設、自民大物議員へ6000万円の裏献金 議員「全く知らない」否定 自民党有力議員への裏献金が発覚した西松建設(東京・虎ノ門)(クリックで拡大) 西松建設の巨額献金事件に絡み、同社関係者が東京地検特捜部の調べに対し「自民党の有力国会議員側に、10年以上にわたり総額6000万円前後の現金を渡していた」という内容の供述をしていることが7日、関係者の話で分かった。原資は同社がねん出した裏金で「(議員側の政治団体などの)収支報告書には記載されていない」とも供述したとされる。政治資金規正法に違反する可能性もあり、特捜部は慎重に調べを進めている。 西松建設の献金事件で、裏献金の存在が明らかになったのは初めて。事件は、民主党だけでなく、政権与党を直撃する可能性が出てきた。 議員は共同通信の取材に「全く知らない。なぜ、そんな話が出ているのか」と否定した。 関係者によると、議員への資金提供を認めた西松建
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く