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2021年11月22日のブックマーク (11件)

  • 中谷宇吉郎 「茶碗の湯」のことなど

  • 寺田寅彦 茶わんの湯

    ここに茶わんが一つあります。中には熱い湯がいっぱいはいっております。ただそれだけではなんのおもしろみもなく不思議もないようですが、よく気をつけて見ていると、だんだんにいろいろの微細なことが目につき、さまざまの疑問が起こって来るはずです。ただ一ぱいのこの湯でも、自然の現象を観察し研究することの好きな人には、なかなかおもしろい見物(みもの)です。 第一に、湯の面からは白い湯げが立っています。これはいうまでもなく、熱い水蒸気が冷えて、小さな滴になったのが無数に群がっているので、ちょうど雲や霧と同じようなものです。この茶わんを、縁側の日向(ひなた)へ持ち出して、日光を湯げにあて、向こう側に黒い布でもおいてすかして見ると、滴の、粒の大きいのはちらちらと目に見えます。場合により、粒があまり大きくないときには、日光にすかして見ると、湯げの中に、虹(にじ)のような、赤や青の色がついています。これは白い薄雲

  • イケベジ 佐渡島のオーガニックファーム 自然栽培 powered by BASE

  • WORKERS'BOX(ワーカーズボックス)

    WORKERS'BOX とは? 散らかったデスク仕事をしていませんか。 整理整頓が苦手なデザイナーがたどりついたのは、プロジェクトごとに書類を「ぜんぶ放り込む」というシンプルなルールでした。 企画書、ラフスケッチ、参考資料、見積書、名刺や領収書など、サイズの異なる書類をひとまとめ。 WORKERS'BOX はだれでも簡単にデスクが片づき、仕事に集中できるワークツールです。

    WORKERS'BOX(ワーカーズボックス)
  • 整理が苦手な方へ|【連載】創造する人に役立つ文房具|Aktio Note-アクティオノート〜創造する人のためのノート〜

    【連載】創造する人に役立つ文房具 MAR 10, 2020 菅 未里 整理が苦手な方へ モノを書くことを覚え始めた幼少期からずっと身近にあるペンやノートなどの文房具。いま改めてその世界を覗きこめば、使い心地、デザイン、遊び心やユニークさなど、驚くほど多様なアイテムがあり、進化をとげていることに驚かされます。連載「創造する人に役立つ文房具」では、文具ソムリエール菅未里さんに、数ある文具のなかから「使うことでクリエイティブな気持ちになれるアイテム」をご紹介いただきます。 仕事場が整理整頓されていることは、創造性を発揮するための大切な条件です。散らかったデスクや部屋で仕事をしていたら、頭の中も混乱してしまうに違いありません。 ところが、整理することが苦手な方が世の中にはとても多いのです。読者のみなさんの中にも、心当たりがおありの方もいるでしょう。そして、この「ワーカーズボックス」の開発者も、そう

    整理が苦手な方へ|【連載】創造する人に役立つ文房具|Aktio Note-アクティオノート〜創造する人のためのノート〜
  • 読書リスト3『雪を作る話』と、天ぷらの語源。|渡邉康太郎 / Takram @『コンテクストデザイン』青山ブックセンターにて発売中

    2017年初夏のころロンドンにいた。日曜日だったけど仕事が残っていた。午後三時まえ、中庭が見えるバーカウンターに席を取った。曇ったり日が差したりする、空の深呼吸を眺める。晴れ間はまさに呼気という感じで、徐々に強まる光を受けるたび、水面や菖蒲、苔が生き生きする。 photo by Kotaro Watanabe 何冊かのうちのひとつに、中谷宇吉郎の随筆を携えてきた。雪の結晶の研究で知られる中谷はあるとき、天保時代に書かれた『雪華図説』を探していたそうだ。『雪華図説』には、虫目金で観察した86種類の雪の結晶の模写があり、同時代の欧州の研究よりも優れていたとのこと。ただ稀書でなかなか見当たらない。代わりにその模写の多くが転載されている『北越雪譜』を見つけたらしい。中谷の文を引用すると、 早速教室の図書室で買ってもらうことにした。(中略)初めの方は雪の結晶の説明やらいろいろの雪の現象の観測談やらが

    読書リスト3『雪を作る話』と、天ぷらの語源。|渡邉康太郎 / Takram @『コンテクストデザイン』青山ブックセンターにて発売中
  • 読書リスト 2『宇宙と踊る』の料理と語源、科学と恋愛。|渡邉康太郎 / Takram @『コンテクストデザイン』青山ブックセンターにて発売中

    #読書バトン のテーマに合わせて先に「『波打ち際』の読書リスト ― 年末に読むおすすめ」で10冊を簡単に紹介したけれど、それぞれのにまだ尾ひれがつきそうなので、続けていく。 冒頭に「物理学と文学の波打ち際」として紹介したのはアラン・ライトマン 『宇宙と踊る』だった。 先の記事で紹介した、空っぽのオーディトリウムのステージで練習するバレリーナの動きを物理学的に観察し、その跳躍が地球の軌道にどのような影響を与えるかを書いた冒頭の短編。 計算結果や内容はぜひをお読みいただくとして、これに登場する彼女のステップの描写「ソテー、バットリー、ソテー」の「ソテー」が気になった。 バレリーナの跳躍「ソテー」はフランス語のsauterで跳ぶの意、とのこと。なるほど。 すると浮かぶのは炒め物のソテー。これもなんと同じ言葉でsauté = 過去分詞形、とばされた、の意! 油がフライパンの上を踊るのでソテーと

    読書リスト 2『宇宙と踊る』の料理と語源、科学と恋愛。|渡邉康太郎 / Takram @『コンテクストデザイン』青山ブックセンターにて発売中
  • 「波打ち際」の読書リスト ― 年末に読むおすすめ|渡邉康太郎 / Takram @『コンテクストデザイン』青山ブックセンターにて発売中

    深津貴之(fladdict)さんから突然渡された #読書バトン 。僕も書きます。Takramという会社で仕事をしていることもあり、能的に「分類できないもの」に惹きつけられます。 Takramはもともとデザインとエンジニアリングのあいだで揺れる振り子のような存在として始まりました。創業期に参加した当時の僕は、デザインとエンジニアリングそのものに強い関心があったというよりも「二つの価値観のあいだを揺れる」ことに広く関心がありました。 だから乾燥と湿潤が寄せては返す波打ち際のように、二つの概念のあいだを行き来するのリストを。 アラン・ライトマン 『宇宙と踊る』 物理学と文学の波打ち際。アラン・ライトマンは物理学と文学を両方教える。高校生の頃、文学者になるか科学者になるか気で迷ったという。文学者から科学者になった人物はいないが、その逆はいないことに気づき、まず科学の道へ。『宇宙と踊る』はそん

    「波打ち際」の読書リスト ― 年末に読むおすすめ|渡邉康太郎 / Takram @『コンテクストデザイン』青山ブックセンターにて発売中
  • ノーベル物理学賞受賞者が教える「物事を正確に理解する」基本ステップ

    12月10日に行われたノーベル賞授賞式の場に姿はなかったものの、晩餐会に向けた受賞スピーチ(代読による)で、世界の人々を魅了したボブ・ディラン。2016年ノーベル賞注目の的は、最後までこの人物でした。 さて、ここではディランのスピーチではなく、半世紀前に物理学賞を受賞した、アメリカ出身の物理学者リチャード・P・ファインマンの唱えた学習方法に注目したいと思います。 物事をより深く、迅速に理解するうえで欠かせないメソッド、のちに“ファインマン・テクニック”と呼ばれるその方法をライターShane Parrish氏が分かりやすく記事にして解説しています。 私(Parrish氏)は、ずっと何かを学ぶのが苦手でした。学習とは、費やす時間の大小だと考えていたからかもしれません。ですが、自分の人生を変えるものと出会ったのです。それがファインマン・テクニックでした。 1965年にノーベル物理学賞を受賞したリ

    ノーベル物理学賞受賞者が教える「物事を正確に理解する」基本ステップ
  • The Secret Algorithm Behind Learning

  • 知らないと損する大学受験のための勉強方法 ファインマンテクニックとは? | 【公式】アクシブアカデミー|大学受験の1:1個別予備校

    ファインマンテクニックってあまり聞きなれないですよね? ノーベル賞を受賞した物理学者のRichard Feynmanは、自身が他の誰よりも勉強したということを確実に理解するためにとある方法を使用しました。 その方法を探っていきましょう。 知らないと損する大学受験のための勉強方法 ファインマンテクニックとは? ファインマンテクニックには4つのステップがあります。 学びたいコンセプトを選択しましょう。あたかも6年生に教えているかのように教えましょう。詳しく説明できない部分を見つけましょう。→教材を見直して、理解を深めましょう。見直して、より簡潔にしましょう。(補足)さらに、2番に関してはより細かいテクニックがありますので、その4つのテクニックをご紹介します。 ステップ①:子供に教えましょう。白紙を用意します。その用紙の一番上に自分が学びたいテーマを書いてください。 そして、自分が子供に教えてい

    知らないと損する大学受験のための勉強方法 ファインマンテクニックとは? | 【公式】アクシブアカデミー|大学受験の1:1個別予備校