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  • 山本昌「中高生にスライダーは危険」大谷・マエケンは投げなかった。(氏原英明)

    高校生や大学生投手に関する記事を読んでいて、ふと疑問に思うフレーズがある。 それは「完成度」という言葉だ。 かくいう筆者もかつてはその言葉を使用してきた人間なのだが、あの男のメジャー挑戦で、高校生や大学生の時点で「完成度」は語るべきではないという確信に至った。 あの男とはもちろん、エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平である。 メジャーで二刀流が継続できるかどうかも注目されるが、今回は彼のピッチングについての考察である。 大谷の持ち球と言えば、最速165kmのストレートと鋭く変化するスライダー、落差のあるフォーク、時折挟むカーブだ。ストレートについてはわざわざ語ることもないが、スライダーの変化、フォークの落差も彼のピッチングを支えるツールだ。常時160kmを超えるストレートとのコンビネーションで鋭い変化球が来ては打者はひとたまりもない。 高校時代、大谷は意識的にスライダーを投げなかった。 実

    山本昌「中高生にスライダーは危険」大谷・マエケンは投げなかった。(氏原英明)
  • 中田英寿がつなぐアスリートの輪。「HEROs」は日本をどう変えるのか。(生島洋介)

    アスリートにとって、スポーツの力を世界にどれだけ波及できるかは宿願の1つ。HEROsがその契機となるかもしれない。 「たくさんのスポーツ選手がいろんな活動をしているけれど、一緒にやればもっと大きいことができるんじゃないか」 発起人である中田英寿のこんな発想から、アスリートによる社会貢献活動をサポートし、社会に発信するプロジェクト「HEROs Sportsmanship for the future」(以下HEROs)が発足した。日財団がプラットフォームとなり、さまざまな競技のアスリートが「日財団HEROsアンバサダー」として参画することで、社会貢献活動を広げていく取り組みだ。 スポーツ選手による社会貢献といえば、海外ではテニスのロジャー・フェデラーや陸上競技のウサイン・ボルトらトップ選手が、自ら基金を設立するなど積極的に活動していることが知られている。また、選手個人や競技団体だけでなく

    中田英寿がつなぐアスリートの輪。「HEROs」は日本をどう変えるのか。(生島洋介)
  • 涙の選手、怒る国民、居直る指揮官。W杯を失ったイタリア「世界の破滅」。(弓削高志)

    イタリアのゴールマウスに毅然と立つ守護神ブッフォンは、もう見られない。 ロシアW杯欧州予選プレーオフで、イタリア代表はスウェーデンに敗れ、予選敗退が決まった。4度の優勝を誇るアズーリが大会出場を逃すのは1958年大会の予選以来、60年ぶりのことだ。 「俺たちは敗北した。こんな形で代表を去るなんて、当に悲しい」 試合後、主将ブッフォンの目は真っ赤だった。 歴代最多出場記録を更新し続けてきた代表での175試合目を終えた彼は、ロシア行きを逃せばその時点で代表最後の試合になることを知っていた。涙と嗚咽を抑えきれなかった。 2017年11月13日。イタリア・サッカーの1つの時代が、終わった。 3日前、ストックホルムでのプレーオフ初戦に0-1で敗れたイタリアは、カルチョの殿堂サン・シーロでスウェーデンを迎え撃った。逆転突破には2点差以上での勝利が条件だった。 7万2千人がトリコロールで埋めたスタジ

    涙の選手、怒る国民、居直る指揮官。W杯を失ったイタリア「世界の破滅」。(弓削高志)
  • ユーチューバー草なぎ、ガンプロ乱入!?極小団体トレンド入りの顛末と真の勝者。(橋本宗洋)

    インディープロレスの会場としておなじみの新木場1st RINGに、国民的アイドルが現れた。それどころか試合までしてしまった。 11月3日、この日は東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス(ガンプロ)、プロレスリングBASARAと、DDT系列の3団体が連続で興行を開催している。その第2部であるガンプロのメインイベント終了後、DDTプロデューサーでもある男色ディーノに呼び込まれて登場したのが、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人だった。 完全なサプライズであり、場内はまさに騒然。気がつくと「男色ディーノ&ユーチューバー草なぎvs.大家健&今成夢人」のタッグマッチが始まっていた。 「72時間ホンネテレビ」とのコラボ実現 これは前日からインターネットのAbemaTVで始まっていた、稲垣、草なぎ、香取出演の『72時間ホンネテレビ』の企画だった。3人がインターネットの番組に登場し、ツイッターも開始、SNS

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