プロ野球で、バッターに意図的にフォアボールを与える「敬遠」について、来シーズンからはピッチャーが実際にボールを投げなくても監督がその意思を示すだけで「敬遠」が認められる新しいルールが導入される見通しとなりました。 関係者によりますと、日本のプロ野球でも試合時間を短縮するため、来シーズンからこのルールが導入される見通しとなりました。 敬遠をめぐっては平成11年に阪神の新庄剛志選手が敬遠のボール球をヒットにしてサヨナラ勝ちしたほか、ことし5月にはヤクルトのルーキ投手が敬遠しようとしたボールがワイルドピッチとなり決勝点を許すなど、試合を左右するプレーにつながることもあり、日本での導入について議論が進められてきました。 プロ野球の選手会は、投げずに敬遠を認めるこのルールについてすでに「問題ない」とする意見をNPB=日本野球機構に伝えているということで、来年1月に国内の野球のルールを検討する「プロ・