タイの最高裁判所は9月21日、タイ人実業家と制作会社が主張する「ウルトラマン」シリーズに関する海外の著作権保有について上訴を棄却。これにより、タイ国内でも円谷プロダクションが著作権を保有していることがあらためて確認されました。 【追記(9月28日):一部誤解を招く表現があったため、本文を修正しました。後述の通り、タイ最高裁は2008年2月に円谷プロダクション全面勝訴の判決を出しています。今回の係争はそれを受け「1998年~2008年までに相手が得てきたライセンス料」に対し損害賠償請求を行ったものです。】 ウルトラマン(円谷プロダクション提供) タイ人実業家・サンゲンチャイ・ソンポテ氏と、タイの制作会社・ユーエム社はこれまで、円谷英二氏の息子である故・円谷皐(のぼる)氏とソンポテ氏との間で「ウルトラQからウルトラマンタロウまでのシリーズを日本を除く全ての国において、期限の定めなく独占的に利用
![タイ最高裁、「ウルトラマン」訴訟に関するタイ人実業家と制作会社の上訴を棄却 円谷プロの著作権を侵害したとして損害賠償が確定](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb10d5e3b47cd997a55e3cdb24b72a5e8110dcc1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F2009%2F27%2Fcover_news026.jpg)