イタリア史上最大のクルーズ客船「コスタ・コンコルディア」は、2012年1月13日、イタリアのジリオ島付近にある浅瀬で乗員乗客4229人を乗せたまま座礁・転覆事故を起こした。出航日の夕食時に起きた事故で上客の多くが海に飛び込み、32人が犠牲となった。 2013年9月16日には、島の沖合に横たわったままだった船体を引き起こす史上最大の作業が行われ、その翌年の2014年7月20日、今度は船体を水に浮かせる作業が行われ、ジェノバの港へ向けて出発した。現在はジェノバで2年がかりの解体作業が行われている最中である。 そんな中、水没していたコスタ・コンコルディアの内部の写真が公開されていた。