前回は、無線LANアクセス・ポイントの設定について取り上げた。最終回となる今回は、それと対をなすクライアント側の設定について解説しよう。基本的にはWindows XP SP2が標準装備している無線LAN設定機能を利用するが、ノートPCのベンダが独自に提供している設定ツールについても取り上げる。 基本的な設定の流れは次のようになる。 基本的には、まずはデバイス・ドライバをインストールした後、Windows XP SP2標準のウィザードか、無線LANアダプタやPC本体のベンダが提供するアプリケーションによって初期設定を行う。必要があれば、続いてコントロール・パネルからネットワーク接続のプロパティ変更を行う。 デバイス・ドライバのインストール 最近では、最初から無線LANアダプタを内蔵しているノートPCも多い。しかし、内蔵していないノートPCやデスクトップPCを使用する場合、あるいは内蔵している