セキュリティベンダー各社は2007年8月21日、ウイルスが置かれたWebサイトに誘導する悪質なメールが出回っているとして注意を呼びかけた。ぜい弱性(セキュリティホール)が存在するパソコンでは、メール中のリンクをクリックしただけで、ウイルスをインストールされる恐れがある。 注意を呼びかけているのは、米シマンテックや米マカフィー、米ウェブセンス、フィンランドのエフセキャアといったセキュリティベンダーと、米US-CERTや米SANS Instituteなどのセキュリティ組織。 出回っているメールは、英語で記述されている。出会い系サイトやアダルトコンテンツ提供サイト、ギャンブルサイトなどをかたったメールには、メールの受信者が会員登録されたとして、ユーザーIDやパスワードなどが記載されている。そして、それらは一時的なID/パスワードなので、メール中にリンクが書かれたWebサイトにアクセスして変更する