「QuickTime 7.7.1」ではWindows版に影響する合計12件の脆弱性に対処した。Mac版では既に解決済みだ。 米Appleは、メディア再生ソフト「QuickTime」のセキュリティアップデートをWindows向けにリリースし、多数の深刻な脆弱性に対処した。 同社の10月26日付のセキュリティ情報によると、アップデート版の「QuickTime 7.7.1」では合計12件の脆弱性に対処した。その大半が、細工を施した動画ファイルを見ると任意のコードを実行される恐れのある深刻な脆弱性となっている。 アップデート配信の対象となるのはWindows 7/Vista/XP SP2以降の各バージョン。QuickTimeの画面の「ヘルプ」メニューから「既存のソフトウェアを更新」を選んでインストールできる。 なお、Mac版にも共通する脆弱性については、12日にリリースされた「OS X Lion