また、ワースト12にチャートインしない「その他」の国からの配信は、前四半期(2007年1~3月)の30.6%から35.0%に増加した。米国は依然として大きな比率を占めているが、スパム、スパム送信者、スパム配信に利用されるPC、そして被害者は全世界に分散する傾向にあり、他国からの配信比率が平均化していることが読み取れる。なお、日本は1.3%で20位。 一方、地区別に見ると欧米を抜き去ってアジアがトップとなっている。前四半期と比べ、比率を下げたのは欧州だけだった。ソフォスのリサーチャーは、今後南米地区、アフリカ地区でもスパム配信が増加し、地区別の比率が平均化されていくと予測している。 順位 地区 全体に占める割合 1