データセンターを取り巻く環境には,地震や火災などの災害リスク,情報漏えいやコンピューター・ウィルスの侵入などのセキュリティ・リスクをはじめ,数多くのリスクが潜んでいるのが実情である。これらのリスクを回避できる堅牢性や信頼性を確保することが,データセンターを構築する上で必要不可欠になっている。 連載の第5回では,データセンター施設(ファシリティ)の信頼性や,電力効率といった環境性能に関する国内外の(認証)基準や指標について解説する。データセンターを構築する際に,こうした基準や指標を参照することは極めて有効である。 米国の信頼性基準として普及が進む「Tier」 米国では,データセンターの信頼性基準として「Tier Performance Standards」がよく知られている。これは,データセンターを運用する数十社の企業が集まって「The Uptime Institute(TUI)」という組織
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