HOME / 特集 / 【35歳の仕事論】第3話:自分の想像力はちっぽけだから、お手本は「最高のフォーム」にする(校正者 牟田都子さん) ライター 小野民 社会人になって10年をすこし超え、もうすぐ35歳。先輩の背中を追いかけてきた時期は過ぎて、いまや自分で仕事を作り、背負っていく責任が、じわじわといつも足元にある感じ。そんな変化が生じています。 自分がこれまで積み上げてきたものを生かした、私の仕事ってどんなもの? 年齢も、仕事のあり方も「中堅」に差し掛かったスタッフ津田(編集チームマネージャー)が、人生の先輩に会いに行くシリーズ「35歳の仕事論」をお届けしています。 今回は、校正者の牟田都子さんに、ミスや失敗を入り口にして「よいものを作る」ゴールに向かっていく方法をうかがっています。 どん底の35歳。光明は、なんでもやってみた先に 編集スタッフ 津田: 「牟田さんは30歳で校正の仕事を始