第5回「台湾/台北編」 台湾は、世界の果てじゃないだろ……と言われるかもしれませんが、 ブックシーンがすごいことになっているので、ぜひ紹介したいと思います。 本にまつわる環境が、世界最高レベルに達しているような気がするので、 ある意味で『世界の果ての本屋さん』なのではないでしょうか? 2013年にできたばかりの「誠品書店 松菸店」を訪ねてみました。 誠品書店は、小さな本屋さんから始まり、台湾全土に50店舗を展開するまでに成長。 ついには香港にも進出したそうです。 タバコ工場の跡地をリノベーションした古い建物もあり、 なんとも不思議な魅力のある場所になっています。 建築家の伊東豊雄さんが手掛けているらしいです。 優雅な曲線とカラフルな色彩が目立ちます。 建物の中も日本人好みの超おしゃれな作り。 本屋さんがこんなビルを建ててしまうなんて。 台湾のオリジナルブランドやカフェなどが入っています。