ソニーの最高経営責任者(CEO)であるHoward Stringer氏が、後継者となる可能性が高い人物の名前を挙げた。 組織改革に取り組むStringer氏は米国時間3月10日、コンシューマーエレクトロニクス分野の象徴的企業であるソニーの次期CEOに就任する可能性が高い人物として、平井一夫氏を選んだ。 平井氏(50歳)は音楽およびビデオゲーム部門で出世の階段を上り、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の社長兼CEOを務めている。SCEは、成功を収めた「PlayStation」シリーズやビデオゲーム事業を手がける子会社。平井氏は今回、ゲーム機やタイトルだけでなく、テレビやBlu-rayプレーヤー、ノートPCも含むコンシューマー事業全体のトップに選ばれた。 これは非常に重要な決定である。平井氏が同事業を率いるということは、いくつかの点で変化が起きることだけでなく、Stringer氏
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