改革クラブは19日、中村喜四郎衆院議員(60)(7区)の入党を発表した。中村氏の支援者からは「自民も民主も頼れないとなった時に政界の一翼を担う第一歩」などと期待の声が上がった。一方、改革クラブは自民党と衆院で統一会派を組むことで合意しており、同じ7区から比例復活で当選した自民党の永岡桂子衆院議員(55)の活動に影響を及ぼす可能性がある。 中村氏はゼネコン汚職を機に自民党を離党し、以降は無所属で活動してきた。中村氏に近い自民県政クラブの江田隆記県議は「ごく最近、中村氏本人から聞いていた。今まで無所属の批判があったが、きちんと会派に所属してくれるのは、情報も入るし、政界再編を見つめたうえならいいと思う」と歓迎。ある支援者も「衆院で無所属の1人だとやはり厳しい。地域再建のため頑張ってほしい」と期待を寄せた。 一方、永岡氏の事務所は「詳しい話を聞いていないので、コメントは特にありません」としている