【ニューヨーク時事】米大リーグのマリナーズは19日、城島健司捕手(33)が2年を残していた契約の破棄を球団に申し入れ退団したと発表した。同捕手は球団を通じ「熟慮した結果、日本に戻って野球人生を続けることを決めた。家族や友人のそばでプレーするのが一番の理由だった」などとする談話を出した。城島の契約には、シーズン終了後に翌年以降の契約を破棄できる条項が含まれていた。 城島は日本人初の捕手として2006年にソフトバンクからマリナーズに移籍。1年目に144試合に出場して打率2割9分1厘、18本塁打、76打点の成績を残し、メジャー4年間では出場462試合で2割6分8厘、48本塁打、198打点。今季は右太もものけがなどがあり前半戦で2度故障者リストに入り、4年間で最低の71試合出場にとどまった。 城島は最初の3年契約が切れる08年の4月に、09年から11年まで3年総額2400万ドル(約22億円)の