リビア 安保理受け停戦を表明 3月18日 22時59分 国連安全保障理事会が、リビアのカダフィ政権に対する軍事的措置を認める決議を採択したことを受け、リビアのクーサ外相は、記者会見を開き、「すべての軍事行動を停止し反政府勢力との停戦に応じる」という、政権側の声明を発表しました。 国連安保理が17日、カダフィ政権による攻撃から市民を守るため、国連加盟国に軍事的措置を認める決議を採択し、イギリスやフランスが軍事行動の準備を進めています。こうしたなか、リビアのクーサ外相が18日、首都トリポリで記者会見を開いてカダフィ政権の声明を読み上げ、「リビアは、国連の決議を受け入れ、すべての軍事行動を停止する」として、反政府勢力側との停戦に応じる姿勢を明らかにしました。また、「すべての対話のチャンネルを開く」とも述べ、事態の打開に向け、反政府勢力側との対話を始める用意があるという考えを示しました。そのうえで