【衝撃事件の核心】大阪・ミナミの繁華街にあるガールズバーでアルバイトをしていた現役女子高校生(18)が死亡した。ガールズバーは、カウンター越しに若い女性バーテンが酒などを提供してくれる店として人気を集めており、「安い価格で、クラブやキャバクラと同じような若い女性と一緒に飲める」とのうたい文句で、店舗数はここ数年で全国的に急増している。一方で、一部のガールズバーでは、警察当局の規制が必ずしも十分に行き届いておらず、不当に高額料金を請求する「ぼったくり」など“犯罪の温床”になっているとの指摘もある。女子高校生はなぜガールズバーで働き、そして亡くなったのか。発祥の地とされる大阪・ミナミのガールズバーの実態に迫った−。(佐藤裕介) ■女子高生店員の死 「同僚女性の意識がなくなった」 12日午後0時35分ごろ、大阪市中央区東心斎橋のガールズバー「SORA」の経営者の男(27)から119番があっ