阿部 「その手軽さから急速に普及が進む『電気ケトル』についてです。 『電気ケトル』を倒し、こぼれたお湯でやけどをする乳幼児が相次いでいることが分かりました。」 鈴木 「消費者庁は、お湯漏れ防止機能がついた製品かどうか明示するよう各メーカーに求めることになりました。」 電気ケトルは、コーヒーカップ1杯分のお湯であれば1分余りで沸かすことができる手軽さが特徴で、ここ数年、急速に普及しています。 これに伴って、子どもが倒してやけどをする事故が相次いでいることが、NHKが行った情報公開請求で分かりました。 去年(2011年)4月から1年あまりの間に電気ケトルが原因でやけどをし、治療を受けた6歳未満の乳幼児は、消費者庁が報告を依頼している13の病院だけで、少なくとも9人いました。 日本小児科学会 子ども事故担当 山中龍宏医師 「消費者庁を中心に事故の情報が集められているが、非常に限られた場所ですし