日本ハムの大ベテラン中嶋聡捕手兼任バッテリーコーチ(46)が今季限りで現役を引退することが28日、分かった。今季で29年目。阪急-オリックス-西武-横浜-日本ハムと渡り歩いた、激動の野球人生にピリオドを打つ。西武時代にソフトバンク松坂、07年から指導者を兼任した日本ハムではダルビッシュら数々の若手投手に影響を与えてきた名女房役。関西の名門・阪急ブレーブスでプレー経験を持つ最後の現役選手が、球界から去る。 引き際と決めた。中嶋がユニホームを脱ぐ決意を固めた。野手の現役最年長46歳、29年間の野球人生。今季を区切りと覚悟した。寡黙で武骨なキャラクターを貫徹する。コーチという立場も加味。最後までペナントレース、ポストシーズンをまっとうした後に、身の振り方を表明する予定でいるという。中嶋の思いを球団側も尊重し、意向を受諾する方向。今季公式戦の札幌ドームでの最終戦、10月1日ロッテ戦でささやかな「引