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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (12)

  • 今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記

    三陸の旅を終えて以来、虚脱状態が続いている。 山形が停電から復旧し、テレビやネットで情報を追い続けていたが、この世のものとは思えない津波の映像に震え、ぶらぶら歩いていた釜石の商店街が波に呑みこまれ、あとはもうひたすら恐ろしかった。 地震当日の午前中は、宮城県松島のカフェで原稿を書いていた。午後に山形で用があり、久々に帰郷したところで地震に遭った。その用事がなければ、「いいところだな」と、太平洋岸の町をうろついていたと思う。 最近は、ずっと旅をしていた。 三陸をうろつく前の週は、福島の郡山やいわき市に。海を見ていると、原稿執筆のモチベーションが維持できるという理由で、今年の冬は沖縄や福島、仙台、三陸をぶらつきながら、わりとストイックに原稿に向かっていた。旅をしながら、同時にカンヅメでもあったのだ。 プライベートな空間では原稿がまったく書けないので(個室に入るとロクなことをしない)、家には帰ら

    今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2011/03/16
    写真が綺麗で、だからこそ、哀しい。
  • 2011年03月11日のツイート - 深町秋生の序二段日記

    hiruhikoando
    hiruhikoando 2011/03/12
    無事で何より。
  • 2011年02月16日のツイート - 深町秋生の序二段日記

    hiruhikoando
    hiruhikoando 2011/02/16
    深町先生何やってるんすか?
  • 「美味しい名古屋を食べに行こまい」でふくらむ名古屋 - 深町秋生の序二段日記

    とにかく雪の季節になると、具合が悪くなってしまう。 雪国育ちで豪雪地帯で暮らしているわりには、さっぱり雪に慣れることがない。慣れるどころか、どんどん耐性がなくなっている感じがする。ブログの更新もできないくらいに、わりと深刻なダメージを与えるのである。2011年はドカ雪の年で、ちょっと故郷を捨てて放浪の旅に出たところであります。 とりあえず雪のない宇都宮へと逃れたが、できれば足を伸ばしたいのは名古屋だ。年末に発売されたメシコミック「美味しい名古屋をべに行こまい」を読んだら、一度くらいしっかり旅をしてみたいなと思うようになった。名古屋を。 しかし名古屋ほど小バカにされてきた土地もないだろう。鳥山明の「ドクタースランプ・アラレちゃん」くらいなら地元愛にあふれていると解釈(ヨシモトが大阪をネタにするようなものか)できたが、三池映画のヤクザホラー『牛頭』あたりになってくると、完全に名古屋を理解不能

    「美味しい名古屋を食べに行こまい」でふくらむ名古屋 - 深町秋生の序二段日記
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2011/01/28
    矢作のオッサンは名古屋よりも埼玉の方を嫌っていたような。あと記事を読んでも埼玉の方がひどい気がしてならない。
  • 平松伸二のぶっキレ悪党造形。新連載「ザ・松田」 - 深町秋生の序二段日記

    先日、ワッシュ君(id:washburn1975)と会ったら、開口一番に「別冊漫画ゴラク読みましたか!?」と問いかけられた。 「平松伸二の新連載、すごいやばいですよ!」とうれしそうに告げてきたのだった。彼は自分のブログでこのように書いている。 http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20100926(いんだよ細けえことは! - 男の魂に火をつけろ!) そんなわけで死んだはずの人気キャラ松田さん(ブラックエンジェルズ)を無理やり蘇らせての新連載だが、なるほど、近年の平松コミックのなかでは、もっともぎょっとする快作に仕上がっていた。何度も腹を抱えてしまったというか。 まだ1話だけだから、けっきょくのところどうなるかはわからないが、このテンションで話を持続できたら、すさまじいものになるだろうと思う。とりあえずこの1話だけでも見ておいたほうがいい。 大ゴマで松田さんの

    hiruhikoando
    hiruhikoando 2010/10/04
    そのうち女性男性変幻自在な忍者な人が松田さんの前に現れそうな気がするが。
  • 深町秋生の序二段日記

    http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_7c8a.html(たけくまメモ 川内康範先生、首相官邸へ) いやあおもしろい。川内先生からやはり目が離せない。リアル黒幕さんにしてリアル至誠の人である。先日も「トリビアの泉」に登場してらっしゃったが、いちいち言葉を発するたびに、視聴者に緊張を強いるような効果音が用いられて、その大物ぶりを茶化されていたのがおかしかった。87歳になられても、シャツのボタンを開けて、ちらりと胸元の素肌を見せながらタバコを悠々とふかす姿は色気たっぷりであった。 川内先生の数ある伝説のなかで一番好きなのは、あの80年代最大の怪人「べたら死ぬで」のかい人21面相と対決したことだ。 戦後犯罪史最大の闇であるグリコ・森永事件で、全国の企業や消費者やメディアを恐怖と熱狂の渦に巻き込んだかい人21面相だが、けっこう多弁

    深町秋生の序二段日記
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2010/08/05
    こういうナニワの訳分からんオッサンも消えたなあ……、イトマン以来。
  • その常識はいかがなものかと思うのは私だけ? - 深町秋生の序二段日記

    だいぶ前になるが、ブログ界で女性の自衛に関する議論がヒートアップしたときがあった。 曽野綾子氏の産経新聞オピニオンの欄で「女性は夜出歩くときは用心せい」と書いたやつ。いろんなエントリを読んだのだが、ひとつ「おや?」と思う文章があった。 http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/12/post_972.html(In the Strawberry Field:エントリー “遅ればせながら、曾野綾子さんの「用心すること」エッセーについて”) コンサバな内容うんぬんについての話ではなく、文章そのもののスタイルに引っ掛かりを覚えた。覚えたというよりある意味ほれぼれしたというか。 早々に「左翼のフェミニスト」とレッテルを貼り、「おれは議論なんかするつもりはなく、ただカラオケがしたいんだ」という意思表示が示される。ご人も「議論の余地はない」

    その常識はいかがなものかと思うのは私だけ? - 深町秋生の序二段日記
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2010/04/06
    真っ先に思い浮かんだのはやらない夫だった。常識的に考えて。
  • わかりにくい沖縄「だれにも書かれなくなかった戦後史」 - 深町秋生の序二段日記

    沖縄についてちょっと調べる必要があり、佐野眞一の分厚いハードカバー「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」を購入。おしっこ漏れるぐらいにおもしろかった。 ダイエーの隆盛と衰退を通して戦後を描いた「カリスマ」や読売グループの首領正力松太郎を取り上げた「巨怪伝」も同様におしっこ漏れるぐらいにおもしろかったわけで、もっと早く読んでいたらと後悔さえ覚えた。発売から一年以上経っているけれど、かなりベストセラーだったらしく、私が購入したやつは六刷だった。 そもそもテレビが取り上げる沖縄はたいてい退屈だった。とくに故・筑紫さんの「ニュース23」がひどく、嬉しそうに彼が沖縄について語り出そうとするところでチャンネルを変えた。青い海をバックに、平和そうな顔をした沖縄の人がサンシンを引いて陽気に踊る。のんびりやろうぜ。あと戦争はよくない。なんたって激戦地となった悲劇の島だ。今も米軍が我が物顔でしきっている。

    わかりにくい沖縄「だれにも書かれなくなかった戦後史」 - 深町秋生の序二段日記
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2010/02/03
    佐野さんはとんでもなく面白い時(『巨怪伝』『カリスマ』『あぶく銭師たちよ』)と頭でっかちのくそじじいの時(『誰が「本」を殺すのか』『東電OL』)があるから気をつけよう。
  • カナザワ映画祭と幸福の科学の啓蒙映画 - 深町秋生の序二段日記

    この世で正しいのは共産主義だけや! という、青木雄二の叫びがずっと耳にこだましていた。カナザワ映画祭で幸福の科学の啓蒙映画「ノストラダムス 戦慄の啓示」を見ていたときに。「こんな映画見るよりドストエフスキー読まんかい! 唯物論や!」という感じ。いやまあそんぐらいぐだぐだで差別的で空疎な説教が続くつらい時間であった。 ちなみにカナザワ映画祭は毎年、エクストリーム&ハードコアな映画を上映することで知られている。 http://www.eiganokai.com/event/filmfes2009/intro.html(カナザワ映画祭2009 新世界秩序サバイバルガイド|かなざわ映画の会) 「ノストラダムス 戦慄の啓示」の前にやっていたのが、これとはまったく正反対に「宗教から目ざめよ」とアジる「ツァイトガイスト」という啓蒙映画なのだが、テンポよくリズミカルに9・11陰謀論を(ツインタワーは政府に

    カナザワ映画祭と幸福の科学の啓蒙映画 - 深町秋生の序二段日記
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2009/09/22
    島田裕巳が新興宗教について「終末論をぶち上げて信者を引っ張る」タイプと「あくまで現世の利益を追求する」タイプと二つあると分析していた。前者は幸福の科学、オウムで後者は真如苑、創価学会が代表格とか。
  • CM倫理とオトナの遊艶地 - 深町秋生の序二段日記

    最近、テレビのCMをぼさっと見ていると、消費者金融のCMよりも、「借金のご相談はこちら」とやさしく語りかけてくれる弁護士事務所のやつとか、おまとめローンを勧める銀行のやつとか、まあ多重債務者向けのCMがとても多くなった。 最近はもう朝っぱらからこの手のやつをやっていてぎょっとしてしまう。「借金……大変なの?」などと若いおねーちゃんがストレートに語りかけてくるやつがあるが、もはや時代は「ご利用は計画的に」ではなく、「計画破たん者はこちらへ」という時代に変化しているのかもしれない。チワワ犬のあのアイフルさえもコケちまったし。 しかし最近のテレビといえば、自局の番組宣伝かパチンコのCM、宝くじ、借金と、あと包茎手術と護身用具の通信販売をやれば実話系雑誌並みになれるぐらいの品のなさで、前にもそれを嘆くようなエントリを書いたが、よくよく考えてみると、昔のテレビCMに品があったのかといえば、べつにそう

    CM倫理とオトナの遊艶地 - 深町秋生の序二段日記
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    hiruhikoando 2009/09/19
    「ニフティサーブの頃は健全だった」とは口が裂けても言えないもので。あの厚かましさって加齢による病なのかもしれない。
  • マイケル・ジャクソン。黒人エンターテイナー特盛物語 - 深町秋生の序二段日記

    MJが死んだときはびっくりした。そういうものだ。 まああれだけのことをやって、50歳まで生きられたこと自体、奇跡のようなものだったのだろうか。彼の姿を見るたびに感じるある種のタブー感というか、アンチエイジングという言葉では片づかない居心地の悪さがつねにつきまとっていた。「少年でありたい」という前のめりなスタイルも、なんだか神に対するどでかい挑戦という感じにさえ見えた。 もはや同じ人類とは思えず、霊長類ヒト科というよりも霊長類マイケル科という新しい生物のようにさえ思えたのだけれど、彼にまつわる悲劇のストーリー自体は、それほど珍しくないように思えた。じつに黒人エンターテイナーらしい物語だったなあと。 黒人がアメリカでスターになるには、言うまでもなくハードな道を進まざるを得なくなる。多くのエンターテイナーが波乱万丈すぎる人生をすごしてきた。それこそちょっと前まではあからさまな人種差別の問題がから

    マイケル・ジャクソン。黒人エンターテイナー特盛物語 - 深町秋生の序二段日記
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2009/07/02
    「プレスリー、ジョン・レノン、そしてマイケルか・・・・・・」「次、誰だろ?」「・・・・・・ボブ・ディラン?」(昨日聞いた不謹慎極まりない会話)
  • 深町秋生の序二段日記

    昭和30年代が好きだ。 なぜならそこにあるのは混沌と暗黒の世界。右翼はいつ起きるかわからない革命に怯えて政治家や出版社を襲い、左翼は大勢で道端や国会や大学で暴れまくった。長嶋が天皇の前でホームランを打っていた頃に、熊の漁民は有機水銀たっぷりの魚をべて苦悶していた。正義のヒーロー力道山はドラッグと酒にトチ狂い、目の前にあるものすべてをぶん殴った。 高度成長期の東京はオリンピックに向けて大工事。騒音と埃と神風トラック、神風タクシーが行きかうやかましい街だった。増える車の台数に道がおっつかず、そこいらで大渋滞が起きていた。環境保護という概念は確立されてはいないために、煙突からは有害な黒い煙がもくもくと吐かれ、東京湾には得体の知れない物質の混じった廃液が垂れ流し。 輸送に明け暮れる国鉄は鶴見と三河島と宇和島で大事故を起こし、100人単位で乗客をあの世に送った。戦争の苦しみを知っていた規律正しい

    深町秋生の序二段日記
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    hiruhikoando 2007/11/22
    怒涛の時代って奴ですかね。そういえば原作「三丁目の夕日」の連載開始が1974年。これはこれで妙な違和感を覚えるのだが。
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