巨人は14日、来年のドラフトに向けた第1回のスカウト会議を東京都内で開き、原監督のおいの菅野智之投手(東海大)を1位指名することを決めた。異例の早い時期での一本化について、清武球団代表は「メジャーも注目しているし、そういうところに対抗する意味もある」と説明した。 菅野は最速157キロの速球と多彩な変化球を持つ右腕。清武代表は「約150人リストアップして検討したが、ことしの沢村や大石とも肩を並べる」と高く評価。早期決定にはリスクも伴うが「それはケガだけ。長野の場合もそうだったが、それはすべての選手に言える。入団までにケガをしても対処しうる」と話した。