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2015年2月12日のブックマーク (5件)

  • 『暴力の人類史』 人類史上もっとも平和な時代 - HONZ

    テロ、紛争、無差別殺人。世界は悲劇的なニュースで溢れている。人類は自らの手でその未来を閉ざしてしまうのではないか、と不安になる。ところが、著者スティーブン・ピンカーは大胆にもこう主張する。 長い歳月のあいだに人間の暴力は減少し、今日、私たちは人類が地上に出現して以来、最も平和な時代に暮らしているかもしれない にわかに信じがたいこの説を検証し、読者に確信させるためにピンカーは、人類の暴力の歴史を大量の統計データとともに振り返る。書が上下で1,300ページ超という並外れたボリュームで膨大な文献を引用しているのは、並外れた説の主張にはそれに見合った証拠を提出する必要があるからだ。しかし、ピンカーが「統計のない物語が盲目であるとするならば、物語のない統計は空疎である」と語るように、書はデータばかりが延々と続く退屈なものではない。持続的な暴力減少を示す圧倒的な事実の積み重ねとそのメカニズムに対す

    『暴力の人類史』 人類史上もっとも平和な時代 - HONZ
  • アニメ作家の35歳

     アニメ作家は、実務経験、社会経験を積み、体力気力の充実した35歳頃、幅を取って30代後半に、名刺代わりになるような代表作をモノにすると言う。 そこで、生年の判明しているアニメ監督が、30代後半にどんな作品を作っていたか一覧にしてみた。 監督作品に限定したので、ビッグネームでも除外した人もいる。安彦良和の代表作を『クラッシャージョウ』('83年、安彦36歳)とするには抵抗があろう。 作品によっては、「構想○年制作○年」などという場合もあり、完成から公開まで時間がかかった場合もあるはずだが、とりあえず公開年で統一した。したがって、正確に何歳の時制作していたかは個別に検証が必要である。また世代分けは便宜的なもので厳密ではない。 作品のチョイスも含めて、概ね納得のいくラインナップになったのではないかと思うが、いかがだろう。

  • 天野邊『プシスファイラ』: 21世紀、SF評論

    SF評論賞受賞者有志が情報発信を行なう公式ウェブログ。独自の視点でSF作家・作品に深く切り込んでいきます。 ※日SF評論賞については、日SF作家クラブの公式サイトをご覧ください。 特に断りのない限りは署名のある個人の責任での仕事となります。なお、SF評論賞受賞者内では現在、有志によるユニット制をとっており、仕事ごとに有志がユニットを組み、ユニットの構成員ないしユニット内の代表者が責任を負う形で仕事をさせていただいております。 サイトの管理、およびサイトをご覧になった方による執筆者への仕事の依頼の対応につきましては、岡和田晃が担当しています。 お問い合わせは、表題に【SF評論】と付けたうえで、 akiraokawada★gmail.com(★を@に) まで、よろしくお願いします。 【日SF評論賞受賞者が参加した仕事】 <大西赤人責任編集「季刊メタポゾン」にて、SF評論賞受賞者有

  • 『アニメージュ』人気投票に見るアニメキャラ鼻筋表現の変遷

     現在、萌えの文脈にあるアニメキャラは、正面顔のとき鼻筋が描かれない傾向にある。 上の『けいおん!』の絵が典型例であるが、鼻の表現は点が一つ打たれるだけだ。ここではこういう表現技法を「点鼻」と呼ぶことにする。 なぜこうなったのかとの問いに対して一義的には、「それが好まれるからだ」との答えが返ってくる。もう少し踏み込むと、「凹凸が少なくて丸っこい幼児的な造作が可愛いと認識されるからだ」と説明される場合もある。 私は常々、こういう説明に不満を感じていた。好ましく感じられる絵だというのは、好ましいから好ましいと言っているだけのことで何の説明にもなっていない。 かわいさ(cuteness)に関する実験心理学研究のほとんどは、ベビースキーマ(baby schema)という概念に基づいて行われている。オーストリアの動物行動学者コンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz)は、非力で助けの必要な

    『アニメージュ』人気投票に見るアニメキャラ鼻筋表現の変遷
    hiruneya
    hiruneya 2015/02/12
    関係ないが三留まゆみの似顔絵って鼻ないのに似ててすごいと思う
  • https://www.janica.jp/course/perspective/history01_handout.pdf