(夏だし) (つづくかもしれないし) (例のごとく推敲とかしてないのでおかしいところはスルーするか、こっそりついったーとかでおしえてくれればいいとおもうよ!) (おい、花火は?) (しょうがないだろ出す前にポメラいっこぶんになっちゃったんだから!) ――「納涼十三里半浜大花火大会」 ブロック塀に貼られたポスターだった。近くの中学生が描いたらしきそれは花火そのものよりも、浴衣をきた少女がクローズアップされている。下の方には日時と場所と注意事項が大きく赤字で印刷されている。その情報の群れは、少女が手を引いている小さな少年の存在を隠してしまっていた。 ぼくは手に持ったアイスの雫を舐めとる。アイスの下の方にのこった霜が、一瞬舌を吸い込んでぺったりと貼り付く。ぼくは舌とアイスで熱のやりとりをさせつつ足を止め、ぼおっとそのポスターを見る。 納涼というのは、納豆と何か関係があるのだろうか。それくらい、「