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  • 地図から見えること「大字と字」

    今年の冬は厳しい寒さとなっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は、地図から見える地名の話をお届けします 都市部だと馴染みのない方も多いと思いますが、もともと農山村だった地域を記す住所は「大字(おおあざ)」と「字(あざ)」に分けられます。大字は江戸時代の村を継承した範囲・地名で、字は大字より小さい集落のまとまりにつけられた地名です。明治以降、小さな村は何度も合併を繰り返し、今の市町村の大きさになりますが、江戸時代の村は、今でも市町村内の大字や町名として残り、字は市町村によっては消滅しています。それでは地図を見て、現在の町名の成り立ちを見てみましょう。 こちらは福島県郡山市の地図です。黄色で塗った部分が町名で、「三穂田町川田」となっていますが、ここは江戸時代「川田村」だった範囲です。川田村は、3回の合併を経て「三穂田村」となり、この辺りの住所は「三穂田村 大字川田」となります。さ

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