【海外事件簿】自宅から多額の現金と殺人メモ “自作自演”キャスターの裏の顔 (1/3ページ) 2009.8.23 18:00 視聴率のためにここまでやるのか−。ブラジル・アマゾナス州の人気テレビキャスターで、同州の現職州議会議員でもあるワラセ・ソウザ氏(51)が、犯罪組織に殺人を指示し、それをを自分の番組で報道していたとされる“究極の自作自演”事件。ソウザ氏の自宅からは、多額の現金と、殺人事件への関与を示すとみられるメモが見つかった。不逮捕特権があるため20日の時点で逮捕はされていないが、以前から麻薬取引に関与していたとの疑惑もつきまとっていたソウザ氏。キャスターと議員という華やかな経歴の裏側に隠し持っていた「第3の顔」とは。 ■警察よりも早く ソウザ氏の番組は、殺人事件や麻薬取引など凶悪犯罪に関する生々しいリポートで人気を博していた。ときにはいち早く情報をキャッチし、番組スタッフが警察