MARUU blog maruuetsuko@gmail.com久しぶりにビデオで見返した。 『アンジェラ 15歳の日々』 感情描写が秀逸。以下簡単なエピソードを抜粋。 アンジェラの幼なじみの シャロンのお父さんが倒れて意識不明の重体となった。 みんな、シャロンをいたわって彼女にやさしくなる。 アンジェラの父、母もシャロン家につきっきり。 幼なじみの男の子もシャロンとイチャイチャ。 アンジェラもシャロンにやさしくしたいが、 一度絶好してしまった手前もあるうえに、 嫉妬もあいまってつい冷たく接してしまう。自己嫌悪。 そんなおりに、学校の裏庭へいく。 大好きな男の子、ジョーダンがよくそこへ来るからだ。 案の定、彼が来た。 ドキドキがおさまらないので、打ち消すために 高い声でいきなり喋り始めるアンジェラ。 (見ていてはずかしい) 「ここへは、タバコを吸いによく来るの?」 アンジェラのモノローグ。
m a r u u の イラスト、写真、物語、日記。私に表現というものを教えてくれた人のことを書こうと思う。 彼の名は、マモルくんという。 マモルくんは、友達がひとりもいなかった。 理由は簡単だった。 それは彼がバカでのろまですぐ泣くうえに 何か負のオーラとでもいうべきものが 全身から出ていた子どもだったからだ。 子どもは敏感なうえに正直者の獣だから そういう子どもにはまず近づかない。 唯一の大人だった先生は、 大人なので、上面では彼を気にかけてやっていたが 実情はほとんど彼を無視していたし、嫌っていた。 しょせん人に対する好き嫌いなんて、子どもも大人も大差はない。 隠すか隠さないかの違いだけだ。 私の席はマモルくんの隣だった。 マモルくんは律儀に毎日教科書を忘れてくるので、 私は彼の机と私のをくっつけて まんなかに教科書をおいて日々見せてやっていた。 だけどマモルくんは基本的に教科書に書
m a r u u の イラスト、写真、物語、日記。みゆきさんは本名を如月塚美幸さんという。 本職はエステティシャンだったらしい。 若い頃は顔も体もたいへん綺麗な人だったということだ。 だけどある日をさかいにみゆきさんは全裸で走り出すようになったので、 人々はみゆきさんを恐れ、大人は子どもを戒める意味で 「悪いことをする子のとこには、みゆきさんがくるよ」 とまでいうようになった。 実際のみゆきさんは、子どもにも大人にもさして興味がない風で ただ、バリバリと毎日全裸で走るのみだったけど。 みゆきさんの一日は真夜中、ねんいりにストレッチをすることからはじまる。 そして朝陽がのぼるとともに、山を越え谷を越え 西川口のラブホテルの地下通路を抜け 山田さんちの猫通路を抜けかつてみゆきさんのことが好きだった 片桐くんが今は店長を勤めるカタギリ弁当店の幕の内弁当の支給を受けとり ムシャムシャとメシをかっ
m a r u u の イラスト、写真、物語、日記。職場にて。 昼ごはんを食べながらAさんの本職である 日舞のはなしをおもしろく聞く。 ちょっと想像もつかないような場所にもりもりと筋肉がつくらしい。 やればやるほどに奥が深く、果てが見えないもんだから ズルズルとつづけてしまったのらしい。 「お好きなんですね」と言うと、 「よくそう言われるけど、好きと思ったことはないの。 ただ目の前にある壁を越えなきゃ、越えなきゃ、でここまできちゃった」 とAさん、目を光らせて言ってた。 実家にて。 かつおのたたきとアジの刺身に、 玉ねぎと大葉とミョウガを刻んで しょうがと醤油で和えたのをかけたのを 食卓に出す。 長芋の梅干し和えとゆでた枝豆ときゅうりの塩もみも出す。 つくっている間、ずっと母がスースーと音をたてて 息を吸ったり吐いたりしながら横で見ていた。 「さいきん猫とは話すの?」と話しかけたら 「話
これは昨年の8月に 祖母の命日を祝うためあつまった私の親族たちの写真。 あとで見返したらおもいのほか面白く、 これ、まとめたらけっこう写真集としていけるんじゃない? などと甘いことを考えまして、 突発的に写真のコンペを探し、出したもののあえなく惨敗↓ http://gamaphoto.blog31.fc2.com/blog-entry-8.html そしてかえってきたブツを夫に見せたところ 「編集が、へたくそ。人の写真、足んない。風景描写が効いてない」 などとコテンパンにのされました。ははあ。 それからしばらくは、 「ほめられなかったので、無かったことにしようっと!」と それら写真のことはすっかり忘れていたのですが、 このたび某ブログで紹介されていた この方々の歌う姿を見たら触発されまして↓ http://www.youtube.com/watch?v=bdnTr84Anc4&eurl=h
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