人類が月面に降り立ってから今年7月20日で40年だそうだ。米国では大騒ぎらしいが我が国では新聞やテレビの扱いが決して大きくない。多分、人類の月面着陸に対して日本のメディアは少なからず懐疑的なのかもしれない。ちなみに朝日新聞は7月18日夕刊と翌日の朝刊社会面、右肩に5段抜きで「アポロの『足跡』ここにあり」と小さな写真つきで紹介している。 実は私はアポロ11号の月面着陸と宇宙飛行士の月面降り立ちはウソだと考える者の一人だ。とはいえ、一般的には圧倒的に月面着陸は歴史的事実としてジョーシキとなっている。そんなことは百も承知で私は敢えてこれに異論を唱えたい。 まず朝日の記事(7月19日)を引用する。 「米航空宇宙局(NASA)は月面に残っている宇宙船アポロの着陸船の残骸と宇宙飛行士の足跡を、6月に打ち上げた月探査機LROが撮影できたとして、画像を17日公開した-写真NASA提供。 帰還のための発射台