クロスプラットフォームでオブジェクト間通信を実現 ■SOAPとはオブジェクトへアクセスするプロトコル SOAPとは、その名のとおり、単純にオブジェクトへアクセスするためのプロトコルの仕様です。端的にいってしまえば、アプリケーションを構成するコンポーネントが存在していて、それらをインターネットなどの回線を通じて簡単に連携できるようにしようというのが大きな目標です。 では、今までの、つまり現状のオブジェクト間連携を確認しておきましょう。 今までオブジェクトというものの通信には、さまざまな手段が提供されていました。Windows の世界では一般的なコンポーネントテクノロジであるCOM(Component Object Model)では、RPC(Remote Procedure Call)といった呼び出し手続きがありますし、CORBA(Common Object Request Broker Ar
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