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ブックマーク / pulmonary.exblog.jp (3)

  • 何かが違う、⼤阪コロナ第4波 | 呼吸器内科医

    当院は大阪府の軽症中等症病床55床を担当しています(第3波収束時病床数を絞りつつあったが緊急増床)。軽症例はまれで、ほぼ全員が中等症です。 4月に入ってから、入院要請されるCOVID-19患者さんの多くが、高齢者層よりやや下の40~60歳台の中高年層で、両側肺炎と低酸素血症を有していることに気づきました。特に、2型糖尿病や肥満がある患者さんは、かなり肺炎が重症化している印象です。 第3波までは「このCOVID-19患者さんはおそらく大丈夫だろう」と思っていたようなケース、たとえば「45歳女性、糖尿病、HbA1c7.2%、夫から感染、安静時SpO2 94%」のような症例でも、第4波では、胸部画像検査を行うと両肺に濃厚な肺炎像があり、そのまま数日以内に気管挿管を要するARDSに陥ることがあります。第3波では「背筋がゾっとする」症例が時にあったのですが、第4波は半数くらいがそれです。

    何かが違う、⼤阪コロナ第4波 | 呼吸器内科医
    hisawooo
    hisawooo 2021/04/09
  • 医学論文嫌いを治そう その1 | 呼吸器内科医

    ・はじめに 若手医師、特に研修医にとって医学論文が恐怖そのものだと言う人は少なくありません。これは抄読会という魔の行事の順番が研修医に当てられるためです。上級医からは「医学論文を読め」と言わ続け、しぶしぶ読んでいくうちに医学論文が大嫌いになってしまった人は数知れず。今でも、数ページにわたる英語の羅列を目の当たりにすると、めまいが・・・なんて人もいるでしょう。 ・医学雑誌は娯楽雑誌の1つである 以前にもどこかのコラムで書いたと思いますが、医学論文を掲載している医学雑誌は娯楽雑誌です。マンガが好きな人が読む週刊少年ジャンプファッションが好きな人が読むCanCamと基的には同じです。 そう、医学を趣味とする人が読む、ただの雑誌であるはずなのです。そのため、決して強制されて読むものではないと私は考えています。 研修医を抄読会に参加させることで医学論文の価値を教育するということは重要かもしれませ

    医学論文嫌いを治そう その1 | 呼吸器内科医
    hisawooo
    hisawooo 2014/05/04
  • 窓や自然景観があるICUであっても患者アウトカムは改善しない | 呼吸器内科医

    観点が興味深い臨床試験です。時間経過がわかるような光や窓、カレンダーなどはせん妄リスクを減らすと言われていますが・・・。 Rachel Kohn, et al. Do Windows or Natural Views Affect Outcomes or Costs Among Patients in ICUs? Critical Care Medicine, 27 March 2013, doi: 10.1097/CCM.0b013e318287f6cb 目的: 窓からの自然な光にさらされることや窓からの良好な景観が重症患者のアウトカムやコストに影響を与えるかどうか検証すること。 方法: フィラデルフィアでおこなわれたレトロスペクティブ試験である。患者は、2006年7月1日から2010年6月30日までの間、24床の内科ICUに入室した6138人の患者と、24床の外科ICUに入室した663

    窓や自然景観があるICUであっても患者アウトカムは改善しない | 呼吸器内科医
    hisawooo
    hisawooo 2013/04/05
    術後になぜか工場景観を見せられた患者乙w
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