過激な性描写が含まれた作品などを指定し、青少年への販売を禁じている東京都の「不健全図書制度」。その「不健全」という名称の変更を求める動きが、漫画家を中心に広がっている。行政に「不健全」と断じられることが誤解を与え、規制対象外である成年向けの販売までなくなり、創作物の命が奪われる事態も生まれているからだ。有志が都議会に陳情を出して改善を訴えている。 「最近では、不健全図書になると『売れない』と判断されて、本屋さんの取り扱いがなくなることがある。それは発禁処分に相当します」
新型万能細胞「STAP細胞」の論文不正問題で、責任著者の一人、山梨大の若山照彦教授が、不正が認定された理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)に“決別宣言”を行った。若山氏は米科学情報サイトのインタビューに「STAP細胞の存在はもはや信じられない」と激白。「STAP細胞はあります」と主張した小保方氏を突き放した格好となった。孤軍奮闘の小保方氏がますます追い込まれた。 米科学情報サイト「バイオサイエンス」は5月29日、若山氏へのインタビュー記事を掲載。若山氏はメールでの質問に対し、「STAP細胞の存在はもはや信じられない」「2本の論文に、正しいデータがあるかどうかも分からない」などと回答。不信感をあらわにしている。 論文不正問題が発覚しても、再現実験を行うべきだとSTAP現象自体には前向きな立場だったとされる若山氏。同記事によれば、若山氏の“転身”は、STAP細胞の万能性を証明す
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西欧の宗教観やセックス観を挑発するロンドン在住の日本人アーティストが、日本の現代美術の“本丸”東京都現代美術館を席巻している。 まず度肝を抜かれるのは、《装着者が月経という生理現象を体験するマシン》。自身をモデルにした「ジェンダーアート」だそうだが、いわゆる“ジェンダーフリー”的な主張はみじんも感じられず、全体的に明るくユーモラスな雰囲気だ。 「なんていうか、フェミニズムのイメージって暗いじゃないですか。でもスプ子はもっと明るいノリで、生意気なボーイズにパンチ! って感じで表現しています。男尊女卑的なカルチャーへの反感はあるし、ちょっとした風刺の意味合いも込めてますけど、従来の暗いイメージより、あくまで明るくクレバーに、ですね。私自身、男のコ大好きだし! アハハ」 日本人の父とイギリス人の母はともに数学者。東京・調布のアメリカンスクール時代は、数学のインターナショナルスクール対抗戦で連戦連
兵庫県尼崎市で起きた中3男子生徒(15)が監禁され、性的虐待を受けた事件で、神戸地検尼崎支部は11日、同市浜田町の無職、沖野玉枝容疑者(43)を強制わいせつ罪で起訴したが、その公訴事実がすさまじい。 起訴状によると、玉枝被告は今年10月9日午前3時30分ごろから自宅内にいた複数の少年少女とともに、約1時間半にわたって男子生徒にわいせつな行為をしようと、《「服脱げや。」「むち打ちやな。」「オナれや。」などと語気鋭く申し向けて脅迫》。 そして、男子生徒を《全裸にした上、その臀部をベルトで多数回叩き、その陰茎等にろうそくに火をつけて溶けたろうを垂らし、(中略)自慰行為をさせ、さらに、その陰茎を手指で弄び、その肛門にピンクローターを挿入するなどし、もって強いてわいせつ行為をしたものである》。 ほぼ原文のまま。これが事実なら「強制わいせつ程度で済むんかいな」とも思えるエゲツナサだ。 尼崎といえば、連
医療法人徳洲会グループから5000万円を受け取っていた問題で、東京都の猪瀬直樹知事(67)が窮地に立たされている。会見で「借用証」(借用書)を示して批判をかわそうとしたが、これが大誤算。専門家は「あの文書には不自然な点が多い。余計に疑惑を深めた面がある」と指摘、検察もますます疑念を強めたという。潔白を証明するはずの証拠が、逆に自分の首を絞める結果になっている。 疑惑を払拭する切り札が、計算外の“オウンゴール”を招きそうだ。 昨年11月に、徳洲会側から「無利子・無担保・返済期限なし」の条件で5000万円を借りたという猪瀬氏。 借入時期が都知事選(同12月)直前で、公職選挙法違反に問われかねないため、猪瀬氏は「個人の借り入れ」と主張。証拠に「借用証」を提示して疑惑払拭に躍起になっている。だが、形勢は厳しい。 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「借用書があるからと言っても違和感はぬぐえない」
韓流ブームなどで隠され、ゆがめられてきた隣国の実態について、ジャーナリストの室谷克実氏が夕刊フジで連載した「韓国の真実」(全12回)は、かつてない多くの反響を呼んだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領のもと、韓国は反日色を強めているが、同国の真の姿とは何なのか。室谷氏が新連載「新・悪韓論」でさらに迫った。 ◇ ソウルの高級ホテルの中で営業していた日本資本の日本レストラン。そこの日本人板長の帰国日程が決まってからのことだ。2人で飲んでいると、彼が聞かせてくれた。 「本当に苦労しましたよ。何がって、店に入りユニホームに着替えたら、必ず手を洗え。手の洗い方は…とね。これを完璧に実行させるまでに1年かかりましたよ」 2年か3年か、その店は「一人前に育った韓国人板長」が取り仕切っていたが、他の店にスカウトされ、彼が再びソウルに赴任してきた。 「驚きましたよ。何がって、あれだけ厳しく『まず手を洗え』と教えたの
『患者よ、がんと闘うな』などで知られる慶応義塾大医学部講師の近藤誠医師(64)が、2014年春に迎える定年退職を前に本紙のインタビューに応じた。独自の「がんもどき」理論、激しい論争、自らの死生観など約90分間で語り尽くした内容を全3回の集中連載にまとめてお伝えする。第1回は「がん“治療”が命を縮める」をテーマに、抗がん剤投与や手術至上主義の実態に迫った。(聞き手・構成 久保木善浩) もしもあなたや家族ががんを告知されたら-。抗がん剤治療や手術に望みを託す方が多いのではないか。例えば、食道がんに冒された歌舞伎俳優の中村勘三郎さん(2012年12月死去、享年57)は手術に挑んだ。胸を切り開いて食道を切り取り、胃をのど元まで引き上げる難易度の高い手術を受け、入院から約4カ月後にこの世を去った。 ◇ ──勘三郎さんの早過ぎる死はショックだった 「日本は医師不足といわれていますが、実は余計な
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