世界中に開発ソフトを無償配布 任天堂、WiiU販売不振で危機感あらわ 産経新聞 7月15日(月)10時30分配信 任天堂が、家庭用ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」向けのゲームを開発するソフト(開発ツール)の無償配布を国内外で始めた。ゲームの開発ツールは、これまで事前登録したソフト会社のみに配布されており有償だったが、個人でも登録すれば無償で利用できる仕組みを導入した。同社は「スーパーマリオブラザーズ」のように長年、消費者の支持を集めるソフトが継続的に投入できない悪循環に陥り、WiiUの販売が低迷している。世界中のプログラマーに無償提供することで、開発者の門戸を広げてソフト不足を解消する狙いだ。 任天堂は今春からWiiU用の新たな開発ツールを導入。うち、プログラミング言語の「HTML5」や「ジャバスクリプト」など比較的簡易な言語を使ってゲームが開発できるソフトの無償供与を始めた。 こ