若手漫画家を育成するための共同住宅「京都第1トキワ荘」に改装される町家=京都市上京区で2013年6月5日、花澤茂人撮影 京都市は5日、漫画家志望の若者が共同生活しながら腕を磨く「平成版トキワ荘」を今年8月に開設するのに向けて、入居者5人を6日から募集すると発表した。トキワ荘は1950年代に手塚治虫ら多くの漫画家が若き日を過ごした木造アパート(東京都豊島区、82年解体)。漫画・アニメによる活性化を掲げ、ビッグネームを多数輩出した伝説のアパートの再現を目指す。 【7月15日まで】企画展 日本アニメの原点「アトム」セル画や台本など集合 /東京 京都市上京区の町家を借り上げて改装し、「京都第1トキワ荘」と名付ける。6〜8畳の5部屋があり、風呂、トイレ、台所は共同、家賃は光熱費など込みで月4万5000〜5万円。対象は漫画家を目指す18〜29歳の男性で3年をめどに将来性などを見極め、更新を検討する。