徳島県日中友好協会が入居する三木国際交流センタービル(徳島市南内町一)と創価学会徳島文化会館(同市南沖洲五)の連続爆発事件で、犯行声明文とみられる文書が十五日早朝、徳島新聞社と四国放送が入る徳島市中徳島町二の新聞放送会館玄関で見つかった。県警捜査本部は、爆発犯が置いた可能性もあるとみて関連性を調べている。 捜査本部は、犯行声明文を押収し、見つかった会館西側の正面玄関で午前八時十五分から鑑識作業をした。声明文について「慎重に捜査した上で、真偽について判断する」としている。被害に遭った二団体に犯行声明は届いていないという。 また、二カ所の爆発現場の遺留品を科学捜査研究所で鑑定した結果、採取した火薬が同種のものであることが判明。聞き込みの結果、三木国際交流センターでの犯行時間は十三日午前一時二十分ごろと特定した。 犯行声明文の差出人名は「民族義勇軍 山雄」。本文は角張った筆跡で書かれ