印刷 公立高校の理科の入試問題で、発光ダイオードが点灯するとされた装置 兵庫県教育委員会が12日に実施した公立高校入試の理科の問題で、「設問の前提条件に誤りがあるのではないか」との指摘が朝日新聞社に複数寄せられた。与えられた装置では発光ダイオード(LED)が点灯しないのでは、というのだ。 問題は、大問2の2。「銅板と亜鉛板が触れないように木片をはさみ、輪ゴムでとめた電極に発光ダイオードをつなぎ、ビーカーの中のうすい酸性の水溶液につけると、発光ダイオードが点灯した」という前提で小問四つに答える。 最初に指摘を寄せたのは、神戸大学で物理を教える西野友年准教授(47)。高校で習う知識なのだそうだが、亜鉛と銅の起電力は「1.1ボルト」。しかし、LEDを目に見える形で点灯させるには少なくとも「1.8ボルト以上」が必要だという。 LEDを製造する大手メーカーに尋ねてみた。最初に回答してくれたメ
印刷 ラブジョイ彗星が太陽の最接近を経て「生還」したところ(中央)。米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星SDOが撮影した=NASA提供 米航空宇宙局(NASA)は太陽のすぐ近くを通過した後、無事「脱出」に成功した彗星(すいせい)の映像を公開した。彗星は主に氷でできており、太陽に接近しすぎると数百万度もある太陽の高層大気(コロナ)の影響で消滅するのが普通だが、特別に運がよかったらしい。 「ラブジョイ彗星」と呼ばれるこの彗星は、太陽のすぐ近くを通る軌道を持つ「クロイツ群」と呼ばれる仲間の一つで、オーストラリアのアマチュア天文ファンが昨年12月2日に発見したばかり。実際、同16日、日本の太陽観測衛星「ひので」などが太陽に最接近するところを観測した。 そのまま消滅すると思われていたが、約1時間後に奇跡的に太陽の反対側から出てきたところを五つの衛星が観測した。NASAは「マジで度肝を抜かれた
印刷 高速鉄道が脱線し落下した事故現場。一夜明け、地上では重機で車両(右下)を埋める作業が続いていた=24日午前8時18分、中国浙江省温州、樫山晃生撮影高速鉄道の脱線現場 中国浙江省で23日夜に起きた高速鉄道の追突・脱線事故から一夜明けた24日早朝、中国当局は、追突したとみられる車両の運転席部分を、現場に掘った穴に埋めてしまった。事故から約半日後の24日午前4時半過ぎ、現場に入った記者が一部始終を目撃した。 夜明け前。現場では、落下した1両の車体が、一部は地面に突き刺さり、高架に寄りかかるように立っていた。わきの地面の上では、追突した後続列車とみられる先頭車両が、真っ二つになっていた。切断部分は鉄板や部品がめくれ、後ろ半分は原形をとどめていなかった。 空が明るくなり始めた午前6時ごろ、7台のショベルカーがすぐ横の野菜畑に穴を掘り始めた。深さ4〜5メートル、幅も約20メートルと大きい。
印刷 政府の宇宙開発戦略本部は30日、専門調査会(座長・葛西敬之JR東海会長)を開き、各省庁にまたがる宇宙政策を一元化し、「宇宙庁」のような体制をめざす方針をまとめた。日本版GPS(全地球測位システム)に使える準天頂衛星システムを最優先する政策の絞り込みも合意。7月末に提言をまとめ、本部に提出する。 宇宙政策には現在、文部科学省や経済産業省、総務省など複数の省庁がかかわっている。新たな方針では、内閣府のもとに宇宙部門をつくり、予算を一元化して政策の企画立案と総合調整をする。文科省所管の宇宙航空研究開発機構も内閣府に移す。 関連記事日本版GPS衛星は7基か4基 宇宙開発戦略本部が案(4/22)〈kotobank・用語解説〉宇宙航空研究開発機構〈kotobank・用語解説〉宇宙政策(欧州の)〈kotobank・用語解説〉宇宙政策(中国の)
さっぽろテレビ塔の展望台近くに浮かび上がった皆既月食の月=21日午後5時48分、札幌市中央区、杉本写す最大食の皆既月食=21日午後5時33分、札幌市中央区、上田幸一撮影 満月が地球の陰にすっぽり隠れる皆既月食が21日あった。本州の多くが低気圧に覆われたものの、北海道や関東の一部などでは赤い月が観察できた。今回は、春に噴火したアイスランドの火山の影響で、暗めの月食になることが心配されたが、オレンジ色の月がくっきりと浮かび上がった。 札幌市中央区の大通公園では、さっぽろテレビ塔の近くに月が浮かぶと、月食を見ようと集まった人たちから歓声が上がった。千葉県銚子市の犬吠埼でも、地球の陰に隠れる皆既が終わる直前に雲が薄くなり、赤い月がわずかに雲間から顔をのぞかせた。 月は地球の陰に隠れている皆既中も、地球の大気で屈折した太陽の光がわずかに届くため、薄く光る。オレンジや赤になるのは、夕焼けのように
宇宙空間で帆を広げたイカロス。6月、本体から分離されたカメラが撮影した=宇宙機構提供 光の力で飛ぶ宇宙帆船「イカロス」が、金星の近くを無事に通過し、予定していた実験を無事に終えた。宇宙航空研究開発機構の実験チームが10日、ブログで発表した。サブチームリーダーの津田雄一さんは「肩の荷が下りました」と話した。 イカロスは5月に打ち上げられた。14メートル四方の薄い帆を宇宙空間で広げ、光の粒がぶつかって跳ね返るときに受けるわずかな力を利用して飛ぶ。加速できることの実証や、薄い太陽電池での発電など、予定していたミッションにすべて成功した。8日午後4時39分に金星上空約7万2千キロを通過、その後で調べたところ、機体に故障はなかったという。 地球から遠く離れたため、すでに電波はとぎれとぎれ。姿勢制御に使う燃料は残り半分ほどという。津田さんは「今までは安全に運用していたが、これからは帆がかなり変形
愛知県内の男性(39)が、自作プログラムで図書館ホームページから新着図書の情報を集めたところ、サイバー攻撃を仕掛けたとして逮捕された。しかし、朝日新聞が依頼した専門家の解析によると、図書館ソフトに不具合があり、大量アクセスによる攻撃を受けたように見えていたことが分かった。同じソフトを使う全国6カ所の図書館でも同様の障害が起きていたことも判明。ソフト開発会社は全国約30の図書館で改修を始めた。 この問題は同県岡崎市立図書館で起きた。ソフトには、蔵書データを呼び出すたびに電算処理が継続中の状態になり、電話の通話後に受話器を上げたままのような状態になる不具合があった。一定の時間がたつと強制的に切断されるが、同図書館では10分間にアクセスが約1千件を超えると、ホームページの閲覧ができなくなり、大量アクセスを受けたように見えたという。 男性はソフトウエア技術者で、岡崎市立図書館から年に約100冊
JR東日本が発表した秋田新幹線の新型車両「E6系」のデザイン秋田の稲穂からデザインしたという普通車の客席イメージ秋田の伝統陶器「楢岡焼」の色からデザインしたというグリーン車の内装イメージ JR東日本は2日、2013年春に秋田新幹線の新型車両「E6系」を投入すると発表した。白色を基調に銀色の帯が入り、上部はアカネ色に塗り分けた斬新なデザイン。東北新幹線区間では、10年度末にデビューする新型車両「E5系」と連結。盛岡―秋田間の在来線にも乗り入れる次世代のミニ新幹線だ。 JR東によると、E6系は7両編成。空気抵抗を減らして騒音を減らすための鼻先が13メートルあり、現在の「こまち」(E3系)より7メートル長い。13年度末には東北新幹線区間は時速320キロ、在来線区間は同130キロで走る。 イタリアの高級車フェラーリのデザインで知られる工業デザイナーの奥山清行氏が監修。秋田で有名な竿燈(かんと
88年3月に見られた日食を、ひまわり3号が撮影した衛星画像。日本の東海上に黒い影がある=気象庁提供 22日に鹿児島県のトカラ列島などで見られる皆既日食について、気象庁は14日、気象衛星ひまわり7号が撮影した地上の画像をインターネット上で公開すると発表した。日食の時に地球を撮影した衛星画像には、地上に落ちた月の影が映る。 日食は、太陽と月、地球が一直線上に並び、地上から見ると太陽が月に隠れて見える天文現象。今回は、国内では鹿児島県のトカラ列島や奄美大島、屋久島、種子島などで皆既日食となる。 気象庁によると、高度約3万6千キロの軌道上で試験運用中のひまわり7号を使い、日本を中心とした北半球を撮影。日食当日は、中国からトカラ列島を通過し、太平洋へと移動していく月の影を見ることができるという。 画像は気象庁のウェブサイト(http://www.jma.go.jp/)で、22日午前10時以降
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