あるお寺の住職と檀家の会話 住職:虫歯が出来たもんで、先日歯医者に行ってきたんですよ。 檀家:えぇ、歯医者に。 住職:キュンキュンキュリキュリ虫歯を削ってもらいましてね、何度も通って、ようやく銀歯を被せて治療終了と言う日になりまして。 檀家:キュンキュンキュリキュリって、その擬音語痛そうだな。 住職:虫歯があったのが奥歯だったんで、先生が「大きく口を開けて下さい」って言うので頑張って口を開けてたんですが、先生も奥のほうでやりづらかったのか、時間がかかりましてね。 檀家:ええ 住職:いい加減アゴが疲れてきまして思わず口を閉じてしまって、ガブッと先生の指に噛みつく形になってしまったんですよ。 檀家:歯医者も大変だな、おい。飼い犬にも手を噛まれたことないだろうよ。 住職:先生もビックリしたんでしょうね、持っていた銀歯を私の口の中で落としてしまいまして。それがノドの奥にポロッと転がってきたもんで、