ガザの状況だがひどいことになったなという率直な感想と、事態がよく飲み込めないこともあって、まとまったことが書けそうにもないが、「極東ブログ: パレスチナ自治政府アッバス首相辞任はしかたがない」(参照)、「極東ブログ: スーハ・アラファト(Suha Arafat)」(参照)、「極東ブログ: 国連がハマスに資金供与の疑惑?」(参照)、「極東ブログ: シャロン後メモ」(参照)、「極東ブログ: 軍服もどき」(参照)といったエントリの延長になにかメモを書いておくべきだろう。 現状について、基礎的な解説は省略したい。本当はそこをきちんと書くべきかもしれないのだが。 さて、この問題についての私の基本的な視点だが、ハマスをできるだけパレスチナの政治プロセスのなかに取り込んで和平実現に向けていけばいいし、イスラエルもその対応ができないものでもないだろう、ということだった。長期的にはなんとかそれなりの和平の線
司馬遼太郎の「街道をゆく」の12巻が「十津川街道」だ。奈良の南の十津川渓谷の村だ。ここを語りながら、十津川出身の詩人、野長瀬正夫について触れてないのは少々問題ではないか。その野長瀬正夫の詩を紹介したい。詩集「夕日の老人ブルース」(かど創房)より。 老人痴語 ゆうべは大変なことをしてしまった 会社の女の子と寝たのだ おれは この数年、 その娘の結婚について 真剣に心配していたところだった それなのに いっしょに寝るなんて なんという不道徳人間、 なんという助平爺だろう 目がさめて、 「ああ、夢でよかった」と安心したものの 夢で残念、という気もした この馬鹿め! 煩悩無残 もういっしょに寝るのはいやです、 と老妻が言い出したので 「ほならやめとこか」と軽く受け、 二階と下で べつべつに寝ることにした それから何年かたった おれはずいぶん修養をつんだつもりであるが この世の名残りに せめてもう一
小林広「手記 私はなぜ社説を盗用したか」 衝撃的な内容だった。 ひょっとして事件当時こうした背景はどこぞで解説されたのかもしれないが、少なくともぼくは全く知らなかった。いやまったく地方紙がこの通りであれば、地方紙の存在基盤を揺るがしかねないことなんじゃないかと思った。それともこれは「常識」なのだろうか? しかし問題の核となる「資料版論説」について、ググってみてもヒットしたのはたった1件だった。このネットの大海のなかでたった1件だとよ! しかもそのヒットしたっつうのはよりによって共同通信社の編集委員室のページで、そこでは「資料版論説」というものを別に問題視するわけでもなく、ごく日常の言葉として「資料版論説」というものについてふれているのであった。 この事件は07年2月に山梨日日新聞社の論説委員長が他社の社説を多数盗用していたとして懲戒解雇となったものだ。同社のホームページにそのことについての
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