この心理をどう説明したらいいかよくわからないが、やや自虐的な行為めいている。よく「こわいもの見たさ」というのがあるが、「まずいもの食べたさ」みたいな。「こんなにまずいものがまんして食べてる自分って」みたいな感じ。国会のインターネット中継を見るのもそれに近い。いってみれば一種の「苦行」だ。もちろん暇なわけではないので、作業をしながらつけっぱなしにしておくというだけのことなんだが、それでも「苦しみ」は充分に味わえる。 何がそんなに苦しいか。面白くないというのはもちろんだが、それだけではない。全部の議論がそうだというわけではないが、ながら見しているだけでも、イライラで身をかきむしるような気持ちになることが多いのだ。いったいこの能天気はどこからくるのかとか、よくしゃあしゃあとこんなこと言えるぜとか、それさっきと同じ話じゃんとか、おいおいそれですますつもりかよとか、どうしていつもこうなんのよとか、あ
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