2010年10月18日のブックマーク (2件)

  • 国境線、領土、歴史 - heuristic ways

    今日、多くの日人は国家主権や領土といった問題に敏感になっている。ただ、私は最近まで、たとえばなぜ尖閣諸島が日の領土だといえるのか、その経緯や理由を知らなかった。言い換えれば、今の国境線がなぜいかにして引かれたのか、その歴史的な事情について、十分「教育」を受けたという記憶がないのである。 今回、自分なりにいろいろ調べてみたので、とりあえずメモをとっておきたい。  テッサ・モーリス=スズキ氏は、「マイノリティと国民国家の未来」(2003年)という論文で、近代日における国境の確定や境界線の移動といったテーマをとりあげている。 たとえば「固有の領土」というような言い方は、あたかも古来より「日」という国の確定した「領土」が定まっていたかのような錯覚を起こさせるが、スズキ氏が指摘するのは、近代における国境線の線引きはあらかじめ「確定」したものでも一回限りのものでもなく、繰り返し線引きの変更が行

    hitouban
    hitouban 2010/10/18
  • 「反日」の意味について - 内田樹の研究室

    MBSの朝のラジオ番組に呼ばれて、中国の反日デモについて、パーソナリティの子守さんと、解説の毎日新聞の相原さんとお話をする。 別に中国問題の専門家として呼ばれたわけではない(違うし)。 ただ、このイシューについて「とりあえず頭を冷やしたら」という提言をなす人がメディアではまだまだ少数派なので、話す機会を与えてくださったのである。 尖閣諸島をめぐる領土問題で、日中国のそれぞれのナショナリストがデモを繰り返している。 中国では前日の日国内でのデモに呼応するかたちで、「官許」の反日デモが行われた。 中国には政治的主張をなすための集会の自由が認められていないから、デモができるというのは、事前に当局の許可が与えられたということである。 ただ、この場合の「官許」の意味はいささかこみっている。 それは必ずしもデモが中央政府の意を受けているということではない。 今回のような領土問題にかかわるデモは、

    hitouban
    hitouban 2010/10/18
    反日ってゆうか抗日。中国が利用してるのは常識だけど、国際社会もまた歴史的経緯から表立って非難し辛いのではないかと(だからタモネ申に絡みに来て欲しくない。イメージ悪いから)