キューバ東部サンティアゴデクーバで行われた、故フィデル・カストロ前国家評議会議長の遺灰の埋葬前最後の式典でその死を悼む人々(2016年12月3日撮影)。(c)AFP/PEDRO PARDO 【12月4日 AFP】キューバ政府は、先月25日に90歳で死去したフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長の遺言を尊重し、その名前を道に冠したり、像を作ったりといったことは行わない方針を発表した。前議長の実弟のラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長が3日、発表した。 東部サンティアゴデクーバ(Santiago de Cuba)へのフィデル氏の遺灰の埋葬を翌日に控え、ラウル現議長は大規模な集会で演説し、今月行われる議会で「前議長の遺志をかなえる」法案が提出されるだろうと述べた。また「革命の指導者は、いかなる個人崇拝の表明も拒否していた」と述べた。 ラウル議長はフィデ
![キューバ・カストロ前議長の遺言「記念碑は作るな」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a4d8eacadbe860c11f31ac3e75a7ab141c4a47fd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F0%2F1000x%2Fimg_10e6b971d0ce4a0599d87de5fd724e02132786.jpg)