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ブックマーク / blog.ohgaki.net (4)

  • セキュアプログラミング(防御的プログラミング)の歴史をざっと振り返る

    (Last Updated On: 2019年2月12日)キュアプログラミング(防御的プログラミング)の歴史をざっと振り返ってみたいと思います。セキュアプログラミングは防御的プログラミングとも言われるプログラミングの原則の1つ※です。古くからある概念ですが、誤解または理解されていない概念の1つではないでしょうか? ※ Defensive Programmingとして記載されています。 何故、一般に広く常識として理解されていないのか?その理由は防御的プログラミングの歴史にあるのかも知れません。 参考: セキュアプログラミングの7つ習慣 「出力対策だけのセキュリティ設計」が誤りである理由 セキュアプログラミングの必要性が認識された事件 コンピュータセキュリティの基礎的概念は60年代から研究されていました。その成果も踏まえ、インターネットの前身であるARPANETは1969年から稼働を開始しまし

    セキュアプログラミング(防御的プログラミング)の歴史をざっと振り返る
  • セキュリティ対策を行うべき部分 – 自分が作っている部分

    (Last Updated On: 2018年8月8日)アプリケーション開発者がセキュリティ対策を行うべき部分とはどこか?当たり前ですがアプリケーションです。アプリケーションとは広い意味でのアプリケーションです。Webアプリの場合もあれば、ライブラリやモジュールであったり、フレームワークであったり、言語やサーバの場合もあります。 すべてのアプリケーション開発者が同じような意識を持ち、アプリケーションが安全に動作するようの作る責任はアプリケーションにあると責任感を持って開発すべき、と言いたいところですが実際には難しいです。 例えば、開発を始めたばかりの初心者であれば無理があります。どう作れば安全か、危険か、判断する基準がないからです。経験を積んだ開発者でも自分が作った事もない様なプラットフォーム上でどのように作れば安全か判断できません。 何故、セキュリティが分かり辛いのか?その一つ理由が「セ

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  • セキュリティ専門家でも間違える!文字エンコーディング問題は難しいのか?

    (Last Updated On: 2018年8月13日)一見徳丸さんのブログは分かりやすいように思えますが、それは単純な実験により分かりやすいように見えるだけで複数の間違いがあります。 その間違いとは 意図の取り違い – 誤読 言語の仕様と実装の理解不足 HTTPやPHP仕様の理解不足 セキュリティ対策をすべき場所の理解不足 です。(※0) 徳丸さんは非常勤とは言え、国の出先機関の研究員であるし、その出先機関は職務放棄とも言える文書(「例えば、PHPを使用しない」と勧める文書)を公開している(いた?)のでしっかり反論しておく必用がありますね。IPAのあの文書は職務放棄と言える文書だと思っています。これについても後で意見を述べます。 意図の取り違い – 誤読 最初の間違いは私のブログのエントリ「何故かあたり前にならない文字エンコーディングバリデーション」に対する理解です。特にPHPユーザに

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  • 何故かあたり前にならない文字エンコーディングバリデーション

    (Last Updated On: 2018年8月8日)私が4年前(2005年)に「Webアプリセキュリティ対策入門」を執筆していた時には、既に壊れた文字エンコーディングなどの不正な文字エンコーディングを利用したJavaScriptインジェクションやSQLインジェクション攻撃は比較的広く知られていました。この問題は当時のスラッシュドットジャパンでも取り上げられていました。/.で取り上げられたので、そこら中のWebサイトとユーザが被害に合うのでは?とヒヤヒヤしたので良く覚えています。 不正な文字エンコーディングを利用した攻撃は、文字エンコーディングを厳格に取り扱い、文字エンコーディングをバリデーションすれば無くなります。これを怠ると、システムのどこで問題が発生するか予想できなくなります。つまり、いい加減に文字エンコーディングを取り扱うと安全なシステムは作れないのです。 参考:エンジニア向けに

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