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ブックマーク / fktack.hatenablog.jp (33)

  • コミュ障 - 意味をあたえる

    コミュ障という言葉が何年か前から言われるようになって、私もコミュ障だと思う。しかし当のコミュ障とはそれによって日常生活になんらかのトラブル、障害が起きることを指すので、嫌々であってもなんとか乗り越えられる程度であればそれはファッションコミュ障である。文字通りコミュ障には「害」がないから、コミュニケーション障害とは分けて考えるべきである。 私はそもそも人と話すのが苦手だとか長い間思っていたがそれは勘違いで、単にあまり仲良くない人とか忙しそうにとか怒ってそうな人に話しかけるのが苦手なだけだった。また私は権威に弱いから立場のある人と話すのも苦手だった。学校の先生も小学1年の時の担任が恐怖政治みたいなことをしたという影響もあったが、先生と話すのもかなり気を遣った。私は生まれつき人の顔色を見ることが多く、就学前にスイミングを習っていたときに、女の講師が水中で私を抱き上げようとしたときに私は思わず、

    コミュ障 - 意味をあたえる
  • 残暑が暑い - 意味をあたえる

    義理の祖母が入院をし、そこに色んな人の感情が絡まり合っている。義父にしろ義母にしろ農村の出であり、一方私の父は同じ地方の出だが、母は東京の出身で、あと関わってきた仕事というかが違うから私の家はあまり土のにおいがしない。結婚して義父母の親戚は誰と会っても独特の、土のようなにおいがした。それは別名中上健次のにおいと言っても良かった。中上健次とか村上龍の小説は読んでいて照りつける日差しのような不快さというか、息苦しさがある。少し前に中上健次「千年の愉楽」を読んだが、どうにもこうにもスケベで読むのが途中で嫌になった。実際そんな描写はないが、乾いた女性器に男性器を合わせるような息苦しさが読んでいてある。三度目か四度目の射精のような気だるさがある。もちろん性描写に限らず、である。 それと近いものを義父母に感じる。驚くほど純粋な人たちである。義母の家の近くには被差別部落があり、義父の家はつい何十年か前ま

    残暑が暑い - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2016/09/06
    アツがナツい。/うちの実家も祖父祖母までは土葬だった。母方の実家も土葬で、 母の弟が暫く前に掘り返して骨全部集めて手作りの墓を作った。
  • 要約名人 - 意味をあたえる

    結構前から読んでいるが未だに読み終わらない保坂和志のエッセイ、タイトルが思い出せない、黄緑色の表紙でほとんどが「インランド・エンパイア」の話ばかりのエッセイ、「インランド」は映画なのですが(デビッド・リンチ)。リンチの名前も直前まで思い出せないでいたが、書き出して(あ、リンチ)と思い出したらファーストネームも出てきた。たまにそういうことがあると、思い出していないていで書いてしまうが、保坂和志のほうはまだ思い出せない。思い出さないまま書ききってしまいたい。とにかく終わりの方まで読んできたが、なかなか終わらない。前の方はふせんを貼りまくったが、ここのところはてんで貼りたいと思えない。内容がつまらなくなったというより、私がつまらなくなったような気がして不安になる。だから私はすぐにわかるようなことでも調べない。 そういえば私は小学生のころは要約名人であった。私の口癖は今でも「結局......」であ

    要約名人 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2016/08/30
    ”この逆転勝利までの2コマが要約と呼ばれるものではないか”
  • 納豆 - 意味をあたえる

    私は平日朝はたいてい納豆をべていて、昨日だか子供に、 「朝はパン派? ご飯派?」 と訊ねられ、「どっちでもいい派」と答えた。じっさい、休日にはパンなどもす。義父は強固なご飯派で、それ合わせて義母がご飯をもりもり炊くから、ご飯は積極的に消費しなければならない。仕事のある日はお弁当を持って行くからご飯はそれなりに減るが、日曜などは持って行かないから減らない。出かけたりすれば尚更だから、義母も少しは米の量を減らせばいいのに、そういった応用のきかない女なのである。出かけなければ平日と同じように経るから、非はむしろ私(筆者)にあるのでは? とお思いの方もいるかもしれないが、私は家では気持ち程度しか茶碗によそらない。しかしは私のご飯をよそるときは常に大盛りにするから、途中からご飯のたぐいは自分でよそるようになった。 「残してもいいよ」 とは言うが、べようと思えばべられる量だから困った物なの

    納豆 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2016/07/18
    ”実は”っての3回出てきて「実はマニュアル人間で」ってのは意外な気もしたけど、そのあと2回は知らんがなって思った。
  • わたしはあなた - 意味をあたえる

    昨日Twitterで、 「「私とは、あなたのことである」というのが理解できない」 というつぶやきを目にして、私からしたらたまに話しかけるくらいの関係の人だったので、 「ああそれは○○みたいな考えなんですよ」 という風に自分の思慮深さをひけらかそうと思ったが、いざ文字を打とうとすると、肝心の「○○」に何を入れていいのかわからなくなった。「私」が他者に融け込むかんじ、あるいは「私」をどんどん突き放して突き放して、豆つぶみたいにするかんじ、というのは「かんじ」しかなく文字にできないものなのだろうか。あるいは、書いている最中にしか存在しない論理なのだろうか。 今日は他人の声について触れたい。 昨日の記事で私は、自分のかつて住んでいた家の棚のことと、公民館で私がを借りパクしたとの疑いをかけられたが、それは全くの濡れ衣であり、私は確かに低学年の頃にはそこでカブトムシの薄い冊子を借りたこともあったが

    わたしはあなた - 意味をあたえる
  • 棚をつくる - 意味をあたえる

    午前中に美容院へ行き、少し仕事の話をした。3月から私の仕事内容に変化が出て、持ち場がいくらか増えた。私としては今の仕事に飽きてきたところだったので渡りに船だった。出しゃばるという手段もあったが、上の立場の後ろ盾があるのは大きい。 「ちょっと、教えてもらってもいいですか?」 なんて、舐めた口もきける。後ろ盾がなければ、盗むしかない。盗んでおいて、たまたま上手くいっちゃった、という風を装って今よりも良いやり方を提案するのである。もちろんそういうのは、すべて暇つぶしとして行うのである。例えば嫌な仕事、退屈な仕事があるときに、 「早く時間よ過ぎ去ってくれー」 とか思うものだが、そうやって時間をどんどん早回ししていったら、さっさと人生が終わってしまいそうで怖い。私はナメクジのように生きたい。逆に楽しい、気持ちいいときは 「できるだけゆっくり流れてくれ」 と思うものだが、最近ではあまり思わなくなった。

    棚をつくる - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2016/03/06
    昨日と今日の記事なんか良かったからコメントでも読むかと思ってブコメ欄開いたら「あとで読み返す」ってコメントしてる人いて、さすがにそれはねーだろと思てうけた。
  • 自慰 - 意味をあたえる

    昨日の「意味をあたえる」の記事を書いているときは、ふだんと違うような気配があり、私としては注意力が散漫な書き方だったが、筆の動きがにぶることなくずんずん書けて気味が悪かった。ちなみに私はふだんからあまりしゃきっとしたことは書かずに、書くもの書くものの輪郭がはっきりしないことが多いので、単に注意力が散っても平常運転であるのだが、それでも昨日は私のバックグラウンドでよくわからない力がはたらいているようにかんじた。 そういう気配のようなものは、だいたいすぐに忘れてしまい、忘れてしまうということは、たぶん私はそういう気配をちょくちょくかんじていると思われるが、昨日はその少し後に旧川さんが自分の記事を更新されたあとに、 「途中から自分でもなにを書いているのかよくわからない」 という旨のtweetをされていたので、 「私も似たような感覚を、今日の記事で得ました」 と反応したら、 「そういう感覚は気持ち

    自慰 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2016/02/23
    スポーツに於けるゾーンみたいなものは、絵を描いたり楽器を演奏したりの中でも体験出来ると思っているので、それはブログにもあるのかなと思った。あとふかたくさんは真顔で堂々と性器を出しそう。
  • 小説だ - 意味をあたえる

    「ふくらんでいる」というブログのほうでズイショさんが、「村上春樹「アンダーグラウンド」読んでます」という旨のことを書いていて、私もかつて読んだことがあったから、「俺も俺も!」と反応したかったが手段がなかった。私とズイショさんは友達というわけではなかった。仕方がないので、以下に思い出したことを綴る。 私が村上春樹「アンダーグラウンド」を読んだのは大学生の時に、通っていた大学の図書館の新刊コーナーにあったのを読んだのが最初だ。白い壁でラウンジになっていて、スポーツ新聞なんかもホテルなんかにある金属のぱちってとめるやつでとめられて横向きに下げられていた。私はそこでスポーツ新聞を読んだ。普通の新聞も下げられていたが読む人はいなかった。地下鉄サリン事件が起きたとき私は中学生で、三年生で進路も決まっていて卒業式も済ませ、春休みだったから9時とかに起きてテレビを見たら大騒ぎになっていた。テレビに消防士と

    小説だ - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2016/01/15
    せっかく家族を助けたのに、不気味がられる老人。
  • 思考力を高めるには - 意味をあたえる

    中学に上がってすぐに、私の中学時代にはよく教材販売とか塾や家庭教師の営業電話がしょっちゅうかかってきて、電話がうるさかった。それどころか家に直接押しかけてくるのもいて、そこであるとき 「無料で学力診断できますよ」 と言われたから、私は自宅でテストを受けることになった。もちろん営業はテストだけ置いて帰って行き、私は茶の間でテスト用紙を広げ、母は台所でカレーの具材を炒め始めた。ニンニクのきついにおいが私のいる方まで漂ってきて、そのにおいはテスト用紙にまで染み付いた。私は中学に上がって間もないころで、ルートの計算などまだ出来なかったが、そういう問題もあったから母に 「どうすればいい?」 と訊いたら 「飛ばしていいよ」 と母はアドバイスした。これではちゃんとした診断ができないのではないかと、私は心配になった。 後日営業が私の解答用紙を取りに来て、それから診断書を持って再びやってきたとき、営業の40

    思考力を高めるには - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2016/01/03
    文字を綴るのはインプットも兼ねてる実感あるけど、読むのはアウトプットやんなあと思ったけど、音読や読み聞かせはアウトプットなのかもしれない。
  • fktackとドラクエV - 意味をあたえる

    私はふだんから三森さんの記事はよく読むので、絶対最後は「ドラクエ文具」の紹介になるだろうと思ったらならなかったので、私は予想が外れた。しかし読んでいる最中はあまりそういうことは考えておらず、いちど記事から離れたら文具のことを考え出した。それで、私はドラクエVが好きだから実はドラクエVのサインペンなどを持っていて、これを買ったのは中一か中二のときで、私も使い勝手が良かったし、友達にもしょっちゅう 「貸してよ」 と言われた。そういうことがあると必ず一か二紛失するものだが、私は紛失せず、今でも引き出しの中にはいっている。以下にどういう物だったか細かく説明する。 ペンはせいぜい3センチくらいしかない短いもので、カラーは色鉛筆みたいに揃っている。それぞれのペンのボディにはその色のモンスターが描かれていて、もちろんそれは仲間になるモンスターである。ドラクエVを知らない人に説明すると、ドラクエVには

    fktackとドラクエV - 意味をあたえる
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    hitujyuhin 2015/12/08
    キラーパンサー(ボロンゴ)は仲間から外せなかった思い出。俺も未だに部屋に5の主人公のぬいぐるみが置いてある。リカちゃん人形とビスケット・オリバと並んで。
  • 私は自由だった - 意味をあたえる

    私は上記の記事を読み、自由を奪っている犯人はインターネットではないか、と直感した。ちょうど読んだ前後で私は都内にミュージカルを見に行くために電車に乗っており、私は埼玉県の奥の方に住んでいるから一番近い都内でもやっぱり一時間はかかってしまうから暇だ。劇団四季があるのは浜松町で、浜松町はなお遠い。駅までは車で行く。家族がいれば送ってもらうこともあるが、そのときはいなかったので、自分で運転した。一緒に行く友達は遅れるというので私はひとりだった。少し道を間違えた。 電車の中で私は最初を読んでいたが、やがて気持ち悪くなってきたから中断した。私は乗り物酔いがしやすく、電車ではそこまで深刻な酔い方はしないが、乱暴な人の車では寝込むほど酔う。昔車で都内に飲みに行くというのがあって、帰り道はもちろん地獄で、私はメンバーの中で最年少であったから、送ってもらうのも一番後であり、しかも送ってくれる人とはいっても

    私は自由だった - 意味をあたえる
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    hitujyuhin 2015/11/22
    変わり者すぎる
  • 普通の定義 - 意味をあたえる

    私も少年時代の早い段階から、変わり者になりたいと思うようになった。小学校1年くらいから。普通の人とは違う人生を送りたいな、とぼんやり思っていた。しかし、どうすれば違う人生なのか、いまだにわからない。 もっと言えば私は面白い人になりたかったのである。そうなるためにはどうすればいいのか検討してみると、やや逆説的だが「普通の人」になることだった。普通の人の発想があらかじめわかっていれば、そこから上下左右にずらせば、いわゆる独創的な発想や、面白い発想ができると思った。なのでそれ以降物を見たり話を聴いたら、かならず2パターンのリアクションを考えた。まずは多数が反応しそうなこと。それからそこからずらすパターン。このやり方は間違っていないと思う。ただ、二人分の反応を素早く用意するわけだから、頭の回転が早くないとできない。リアクションは速度も大切だった。その点、私はクラスでも頭の良い方だったので、割とうま

    普通の定義 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2015/11/19
    小学校のとき学年に2人突出して可愛いこがいて、当時流行ってたゲームのヒロインにみんなそのどちらか、あるいは両方の名前をつけてた。俺は自分の名前をつけてた。
  • ブログ健康法 - 意味をあたえる

    私は昨年の5月からブログを続けているが、ふとその間風邪やひどい体調不良になっていないことに気づいた。私は子供の頃は小児喘息を患っており、就学前はしょっちゅう入院をして妹に迷惑をかけた。私が入院したら母が付き添わなければならず、そうすると妹の面倒を父が見なければならなかったが、激しく拒否されたので父は自分の母親を頼るしかなかった。妹からすれば祖母である。祖母も性別は女だから、女同士話が合うだろうと父は踏んだのである。そういった出来事を通じて、父は長い間妹に対して強く出れないところがあった。私やその後生まれてくる弟に対しては、割と感情にまかせて怒鳴られることもあったが、妹が父に怒られる場面はそういえば見たことがない。それを私は長い間異性だからそうなのだろうと判断し、特にアンフェアとか思ったりしなかったが、話を聞いていくとどうやら私と母の不在のあいだに、父は妹に苦手意識を持ってしまったのだ。妹は

    ブログ健康法 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2015/11/02
    巷でいま流行ってるブログ論的流れを、横に突っ切るような切り口だな
  • 私は人にブログを書くことはすすめない - 意味をあたえる

    最近になって、 「毎日更新してすごい」 という評価をいただけるようになり、また、私自身もそのすごさを理解しているつもりだが、逆に言えば、毎日書くので精一杯、という状態である。収益を上げているブログを見ると、例えば検索順位とか、そういうのに対して実にマメに手入れをしていて、トレンドを調査し、研究し、「確かにこれはお金を稼ぐという行為なんだな」と思わされる。 よく会社を辞めてブログでどうこう、というブログを目にするが、当に生活をできるくらい稼いでいる人というのは、別にブログでなくても、会社員でも(ブログ以外での)個人事業主でもじゅうぶん活躍できると、そのとき感じた。もちろん向き不向きはあって、ブログを書くことに特化した人というのはいるだろうが、それはむしろ例外だろう。ブログで「稼げる」人は、集団の中でも目立ってしまう能力を持っている。 私も広告収入を目論んだ時期もあったし、今もたまには考える

    私は人にブログを書くことはすすめない - 意味をあたえる
  • ネタバレという言葉を使いたくない - 意味をあたえる

    昨晩家に帰るとひとりだったので、正確に言うと義父がやはりひとりで缶ビールを飲んでいたが、二階に上がればそこまで義父はこないから、私はひとりになれた。私は適当に会話を聞き流し、そうしたら郵便局の不在票が着ているというので、携帯からは料金が発生するので、固定電話からプッシュで再配達の依頼をした。まず、私はスピーカーに切り替えて操作したかったがやり方がうまくいかず、受話器を耳に当て続けなければいけないのでイライラした。それと、ガイダンスの突如の 「それでは、再配達希望日を押してください」 にはいつも、「いきなりそんな......」とどぎまぎしてしまう。入社したてに教育係から、 「じゃあ、今のやつ、ひとりでやってみて」 と言われるのに似ている。突き放された感覚だ。サバンナに素っ裸で放り出される感覚だ。するとガイダンスは私のそういう心境を察したのか 「例えば3月5日なら、「0305」ですよ」 と助け

    ネタバレという言葉を使いたくない - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2015/10/18
    ネタバレ注意については俺も思うところがあったので返信しようかと思いましたがだるかったのでやめました。
  • 私と妻 - 意味をあたえる

    朝からリンゴ狩りに行くと言うが、私は仕事なのでパスした。というより、最初からパスするものとして組み込まれた。それで、私が昨晩夕ご飯をべながら 「何時に出るの?」 と訊ねると 「遊びだから、仕事に行く人よりも後」 という謎ルールが適用された。これは今回は義母も同行するからであり、義母は古い人間なので、働く人間のほうが偉いと思っているのである。なので、私が一緒に出かけるときも、義父が家に戻るよりも早く帰りたいような素振りを見せるが、だいたいお風呂に寄るからそれは達成できない。義父はもう定年しており、今も一応仕事をしているが、私たちが遊びに出ているからと言って必ずしも仕事をしているとは限らないゆるい仕事なので、パチンコに行っていることもあり、義母の感じる後ろめたさは、つまり父権とか亭主を立てる的な感覚のようだ。 しかしこれが彼女たちの自己満足でしかないことは明らかで、「仕事に出たら、家を出る」

    私と妻 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2015/10/17
    ふかたくさんの文書って割と登場人物の描写しっかりしてんなと今さらながら思った。ブログで登場人物って概念浮かぶのここくらいな気もするけど。
  • 盛り土 - 意味をあたえる

    子が泊まりがけででかけ、今朝思ったよりもずっと早く帰ってきて、その前に義父が下から大声で、 「実家へ行ってくる、お彼岸だから」 とまるで、墓参りにもかかわらず行かずにベッドでぐずぐずしている私を咎めるような調子で行ってきて、私は「ちっ」と思っていたら少しして階段をかけあがる音がして、私はいよいよ「同行します」と私が行ってこないものだから、義父もキレたか、それなら二階の窓から飛び出してしまおうか、などと思っていたら子供だった。だいたい、二階の窓と言ったって、私の家はいくらか盛り土がしてあって、その窓というのは家からしたら裏側で、裏に向かって土地は下がっているから三階分の高さがあって、下手したら私は死んでしまう。しかし、下は畑だから土ぼこりが舞うだけで、私はどんどんと死から遠ざけられてしまうのかもしれない。その畑の地主は鶏を飼っていて、それが軍鶏なのかわからんが、ずいぶん奇妙な声で鳴き、新婚

    盛り土 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2015/09/20
    今回小説書いてる方のブログより小説ぽかった気がする。
  • AtoZ - 意味をあたえる

    ここ2 3日の記事で、AやZのことを書いていたら、昔駅前にあったAtoZという屋で、カツアゲされたことを思い出した。今は更地だ。いや、道路かもしれない。駅前の風景がずいぶん変わり、道路も拡張されたりしたから。 正確に言うと絡まれたのは私ではなく山木くんのほうで、そのとき私は高校生だった。山木くんも高校生で私と同じクラスだ。私と山木くんは学校から同じ電車に乗って同じ駅で降り、AtoZに寄ってそこからは各々好きなコーナーでぶらぶらしていたら、山木くんがやってきて私が 「帰る?」 と訊いたら 「すまん、やっちまった」 とわけのわからないことを言ってきたので、小声だったので最初はウンコでも漏らしたのかとも思ったがそういう風でもない。私は特に欲しいなどないし、私はその屋で「風の谷のナウシカ」全巻揃えたことがあるが、それはそのときではなかった。 それで、まあとにかく帰ろうや、て感じになってAto

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  • 又吉さん/反転 - 意味をあたえる

    さっき屋へ行き、文庫のなんでもかんでも又吉さんの帯が巻かれているのはいかがなものかと思う。又吉さんがわざわざ薦めてこなくても、私もいくらか小説小説論は読んだりするので、その作品の魅力なりは、それなりに理解している。こういうのをおせっかいと言うのだろうか。私は、けっこうひねくれた性格なので、又吉さんが 「このは面白いですよ」 なんて言ってくると、私はわざと 「こののつまらなさはこんなぶぶんです」 とか言いたくなってしまう。その際私は頭の中で、「、ごめん」と謝罪はするが、このままでは私がどんどん悪者になってしまう。又吉さんのオススメ癖も、たいがいにしてもらいたい。 壁際のアンティークチックな棚の上に小さめの時計があり、それももちろんアンティークチックな、英国産といった趣があり、私をそれで時間を読みながら、どうしても違和感が払拭できない。あれれ、時計ってこうだっけ、とか思う。でも時計は

    又吉さん/反転 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2015/09/06
    みんな又吉氏の本買うからそれ以外の本が売れなくて困ってるみたいな話されて、それ以外の本買わされるという出来事がしばらく前にありましたよ。
  • 「ハウアーユー」感想 - 意味をあたえる

    少し前に必需品さんが、「ハウアーユー」という漫画のあとがきの文章がfktack(私)に似ている旨のツイートをされていて、私は興味を抱いたのでAmazonで購入し読んだ。届いたその日にまず最初にあとがきから読み、そもそも届いた日というのも、予定の日の次の日だった。郵便の受け取り手が誰もいなくて、しかも不在票も義父だか義母が、あるいはそれを渡されたが、私に言うのを忘れてすぐに連絡できなかったのである。私は、特にこういうことに悪気がないのはわかるが、不在票の電話番号の並びとか、細かい手順を読んだりしているうちに、いっそのこと送り返してなかったことにしてもらいたい、とか思う。しかし、私の思考がそんな風に破天荒ぶるのは、どうせそうはできないはずだ、という見くびりのようなものが前提としてあるからだ。 私は何日か前の記事で、「ハウアーユー」を買いましたよ、的な文章を書いた記憶があり、しかしそこでは内容

    「ハウアーユー」感想 - 意味をあたえる
    hitujyuhin
    hitujyuhin 2015/08/18
    なんてネタバレと無縁な感想文なんだ/ピングーの弁当袋のくだりがなんか良い。